国際情報学部都築ゼミ(国際情報演習1)では、コロナ禍で閉鎖が相次ぐ銭湯文化の維持と周辺地域の活性化を図るため、愛知県公衆浴場業⽣活衛⽣同業組様と協力して「白山銭湯 湯まつり 2022」を企画・実施しました。

事前告知のために学生4名で中日新聞へのキャラバンを行い、7月7日の朝刊に記事が掲載されました。授業内でゼミ生全員でネットニュース(名駅経済新聞)の取材も受け、Yahoo!ニュース等に記事が掲載されました。

7月18日(海の日)のまつり当日、白山温泉のある枇杷島小学校学区を中心とした子どもたち・親子連れが銭湯の中も外も大行列。想定していた100名をはるかに上回る500名以上の参加がありました。地元の有志の方々の協力で運営した屋台では、用意していた焼きそば200皿、かき氷400杯が完売。学生が運営したヨーヨー釣り・スーパーボールすくい・千本つり・こま回しなどの昔遊びコーナーも用意した景品がお昼までになくなってしまいました。来場された方々から「ありがとう」と感謝の言葉を多数いただき、接客に追われた学生たちも感無量の様子。

屋台の運営を有志のメンバーで切り盛りしていただいた枇杷島とうちゃんずクラブのメンバーは「コロナ禍で、みんなリアルなイベントを求めていたんですね」と語ってくれました。開催に尽力いただいた白山温泉四代目店主飯田宗一郎さんからは「学生の皆さんのおかげで大成功となりました。ありがとうございました」と感謝の言葉をいただきました。

ゼミ生の遠山美月さん(メディアスタディーズコース2年)は「自分たちの企画が実現し、こんなに多くのお客さんに来ていただけるとは思っていなかったので、貴重な体験をさせていただき、ご協力いただいた皆さんに感謝しています」と振り返った。銭湯を知らない学生も多く、実際に銭湯を体験して課題を発見しました。銭湯と地域双方のニーズに応えた企画を学生が提案できたことが成功につながったのだと思います。

湯まつり当日 にぎわう銭湯館内

湯まつり当日 銭湯駐車場の屋台の行列

スーパーボールすくいで子どもたちの相手に追われる学生

千本びきのお菓子を子どもたちに手渡す学生

手弁当で屋台を切り盛りしてくださった枇杷島とうちゃんずクラブの面々

まつり終了後に参加学生と集合写真

 

7月7日付中日新聞朝刊
※中日新聞社の許可を得て掲載しています。