人と医療に貢献できる女性薬剤師に。
薬物治療のプロフェッショナルとしての使命を果たせるよう、高度な専門性と共に医療現場で必要なコミュニケーション能力を身につけます。問題解決型のグループ学習を重ねて、実践的な知識を深めると同時に、人間関係を築く力や相手に応じた指導力、助け合う力を養います。命を支え、医療に貢献できる女性薬剤師を育成します。
Close up
学問のトビラ
中を見るには ここをClick!
モーダルウインドウを開きます。News&Topics
学科の強み
-
- 薬物治療のプロとしての
実践力を養う - 化学や数学、生物学、物理学を理解し、高度で実践的な医療薬学を習得。現場で必要な問題解決能力も身につけます。
- 薬物治療のプロとしての
-
- 屋根瓦方式&問題解決型学習で
効果的に学ぶ - 屋根瓦方式により、上級生のサポートを受けながら、問題解決型の学習に取り組み、自ら学ぶ姿勢を習得します。
「薬学PBL」における屋根瓦方式とは
金城オリジナル金城学院大学・薬学部オリジナル
上級生と下級生が学び合う学習スタイル1年次の「薬学PBL(1)(2)」では、屋根瓦方式の学習を行っています。屋根瓦方式とは、グループ討議がスムーズに進行するよう、2年生が参加してアドバイスなどを行う授業スタイルのこと。上級生が下級生をサポートする関係が、日本家屋の強固な屋根瓦を思わせることから名付けました。この方式により、下級生は上級生を身近な目標にでき、上級生は相手に合わせて分かりやすく伝える力を養えます。また、価値観の異なる同級生の話をしっかり聞く力も身につきます。医療現場で患者と接する際に必須の技術を養う場となっています。
問題解決型学習プログラム
〈薬学PBL、薬学TBL、薬学CBL〉
金城オリジナル段階的・重層的な学びで問題解決能力を養う
医療現場で通用する問題解決能力を養うために、1年次から調査・討論・発表といったグループ学習を反復的に行い、段階的に内容を高度化させて6年間継続します。1~3年次は、各教員が少人数の学生を専属で指導します。実務実習を控えた3・4年次には、実際の症例を題材にしたシナリオを使って問題解決に取り組むことにより、各分野の基礎薬学の知識が統合されて実践的知識となります。5・6年次には、その実践的知識を活用して各自のテーマに基づいた研究を行い、卒業研究を完成させます。
ピンチアウトして内容をご確認ください。
- 屋根瓦方式&問題解決型学習で
-
- 女性の味方になれる女性薬剤師になる
- 生理や冷え性、化粧品の悩みなど、女性特有の相談にもきめ細かく対応できる女性薬剤師を目指します。
学びの内容
「強く、優しい薬剤師」を
育成する学習体系
ピンチアウトして内容をご確認ください。
1・2年次 |
日々の授業で基礎固めほとんどの授業が国家試験に向けた必修科目。毎日の授業にしっかり取り組むことが試験対策の基礎となります。教員の指導と屋根瓦方式の学びで確実に知識を習得します。 |
---|---|
3年次 |
専門科目をしっかり学ぶ引き続き基礎薬学分野を学びながら、本格的に医療薬学分野の科目に取り組み、専門知識を養います。 |
4年次 |
薬学共用試験を目標に医療薬学分野の科目を中心に学び、国家試験を見据えた薬学共用試験対策を行います。実務実習に向けた事前実習の時間もたっぷり設けています。 薬学共用試験実務実習に必要かつ十分な基礎知識や技能、態度が備わっているかを判断する全国統一試験。 薬剤師への第一歩
|
5・6年次 |
模擬試験で実力チェック5年次の約半年間は保険薬局・病院での実務実習に専念します。6年次は直前対策として、国家試験対策講義、集中講義、模擬試験を実施。模擬試験の成績によっては、補習や個別指導など、一人ひとりへの細やかな指導で国家試験合格をサポートします。 |
国家試験(2月下旬) | |
合格発表(3月下旬) |
模擬病棟
病室を模した部屋。入院患者への対応力を習得するための施設です。
高性能人体モデル
投与する薬に応じて容態が変化する人体モデルで、投与後の変化を観察する実習を行います。全国の薬学部に先駆けて実施しています。
模擬薬局
実際の病院や調剤薬局に近いレイアウトの実習室。患者への応対の仕方も実習できます。
情報ライブラリー
医薬品情報や副作用情報など、薬に関する最新情報を正しく活用する技術を学びます。
クリーンルーム
注射薬の無菌調製を実習する施設です。注射薬や輸液を調製するクリーンベンチと抗がん剤を調製する安全キャビネットを設置しています。
化学系実習室
医薬品を合成する実験や、化学薬品を取り扱う技術の習得、天然物質の抽出・分離・精製、生薬の確認試験などの実験・実習を行う施設です。
薬理系実習室
医薬品の効果について深く理解するために、動物や臓器組織が医薬品の作用によってどのように変化するかなどの実験・実習を行う施設です。
質量分析計
化合物の分子量を測定する装置。液体クロマトグラフィーと連結させて、複数の化合物を分離しながら測定することができます。
放射化学実習室
核医学検査用の放射性医薬品の調剤も薬剤師業務の一つ。模擬キットを用いて実習を行います。全国の薬学部に先駆けて実施しています。
共焦点レーザー顕微鏡
蛍光抗体や蛍光タンパク質で標識した試料を観察します。多重染色や蛍光画像の3次元構築もできます。
自習室
授業以外でも、学生が自由に利用できる自習室を多数用意しています。国家試験に向けて、学生同士が助け合いながら勉強する姿が多く見られます。
科目ピックアップ
進路と資格
目指す進路
医療分野
- 病院薬剤師
- 薬局薬剤師
- 医薬情報担当者(MR:Medical Representative)
- 治験コーディネーター(CRC:Clinical Research Coordinator)
その他の分野
- 薬店・専門店などにおけるコンサルタント
- 製薬・化粧品・食品会社などの技術者
- 保健所・衛生研究所などの公務員 など
資格等一覧
- 取得できる資格
- 高等学校教諭一種免許状(理科)★
- 中学校教諭一種免許状(理科)★
- 小学校教諭一種免許状*
薬学部としては全国的に珍しいカリキュラムにより取得可能です。
現代子ども教育学科の所定の科目・単位を修得することにより、卒業時に小学校教諭一種免許状を取得できます。
履修に際して条件および学内選考等があります。
カリキュラムの構成上、重複して資格取得できない場合があります。また実習科目を履修する際には、大学が示す条件を満たす必要があります。
資格取得に際しては、別途費用が必要になる場合があります。
薬剤師の資格と専門知識を武器に、
病院・調剤薬局、ドラッグストア、
地方公務員など幅広い分野で活躍!