天地創造

N1:荒涼混沌
N1:荒涼混沌
N2:光あれ
N2:光あれ
N3:希望の光
N3:希望の光

神が天地を創造されたとき、世界は暗闇で秩序なく「荒涼混沌」(N1)の状態でした。曲線が示す「荒涼混沌」(カオス)は、世界の初めだけでなく、人生の無意味さ・虚無・悩み・苦しみのシンボルです。

神はこの荒涼混沌の海に向かって、「光あれ」(N2)と言われます。すると、「良しとされた」直線の光があり、ターと朝となり、一日という「秩序」(コスモス)が生まれました。天地が創造される前に造られたのは、一日という時間でした。神が時の創造者・歴史の創造者・秩序の創造者と言われる所以です。この「光あれ」という神の言葉は、闇を光に、無意味を意味あるものに、悩みを喜びに変える慰めと励ましの言葉です。

この光は「希望の光」(N3)として、人々に生きる力を与えます。鳥は大地の上を、光の中で羽ばたいていますが、それは平和(ノアの洪水)と自由のシンボルです。

また、イエスは「空の鳥をよく見なさい」と語られましたが、ここには鳥よりも価値ある人間を配慮する天の父の姿が象徴されています。


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