外国語コミュニケーション学科の3つのポリシー(2018年度までの入学生)

外国語コミュニケーション学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

外国語コミュニケーション学科では、4年以上在学し、124単位以上を修得し、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学位を授与する。

(知識・技能)
  1. 豊かな人間性を支える教養を身につけている。

  2. 英語ともう一つの外国語(中国語・フランス語・ドイツ語のいずれか)の高度な運用能力を身につけている。

  3. 日本をふくむ世界のさまざまな文化に関する専門知識を身につけている。

(思考力・実践力)
  1. 世界の文化や言語の諸問題について、多様な研究方法を用いて適切に分析し考察することができる。

  2. 身につけた知識を応用し、物事を論理的に分析し、判断することができる。

(コミュニケーション力)
  1. 自らの考えを日本語・英語ともう一つの外国語で適切に伝えることができる。

  2. 他者の立場を理解しつつ、自らの意見を発信することができる。

外国語コミュニケーション学科の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

外国語コミュニケーション学科では、以下の方針に基づき、教育課程を編成し実施する。

  1. 学生が英語ともう一つの外国語(中国語・フランス語・ドイツ語のいずれか)の高度な運用能力を身につけるために、【基幹科目】に、1年次「初級外国語」(必修6単位、選択6単位)、2年次「中級外国語」(必修6単位、選択6単位)、3年次「上級外国語」(選択2単位)を設置し、2つの外国語を段階的に徹底して教育する。

  2. 日本語教師の専門技能を身につけることを目指す学生のために、【展開科目】(選択24単位)に日本語教育プログラムを設置し、日本語教育に必要な知識と方法を教育し、実践的な教授技術も指導する。

  3. 学生が外国語と関わる文化を学ぶために、【基礎科目】(必修6単位、選択4単位)に文化入門を設置し、基礎的内容を教育すると共に、【展開科目】に地域研究・英語文化圏科目群を設置し、発展的内容を教育する。研修科目群を設置し、体験から文化理解ができるように指導し、文学部リベラルアーツにより、思想・文学・芸術への理解を深める教育を行う。

  4. 学生が多様な研究方法を用いて考察する力を身につけるために、【基礎科目】に海洋コース・大陸コースの入門を設置し、研究方法の基礎を教育すると共に、【展開科目】に理論研究科目群を設置し、発展的内容を教育する。【演習科目】(必修8単位)に「専門演習」を設置し、言語や文化に関する諸問題を研究できるように指導を行う。

  5. 学生が物事を論理的に分析し、判断する力を養うために、【基礎科目】、【展開科目】および【演習科目】を通じて、学生自身に考えさせる指導を行う。

  6. 学生が自らの考えを日本語で適切に伝える力を養うために、「基礎演習」と「専門演習」を通して、効果的なプレゼンテーションの技術を指導する。

  7. 学生が自らの考えを外国語で適切に伝える力を養うために、【基幹科目】に設置された科目を通して、外国語で発信する訓練を行うと共に、海外キャリアアッププログラムを設置し、学生が外国語を実践的に使う機会を提供することで、外国語の運用能力を高める教育を行う。

  8. 学生が他者の立場を理解しつつ、自らの意見を発信する力を高めるために、【基礎科目】に必修科目の「ディベート入門」と選択科目の「ディベート」を設置し、ディベートの指導を行う。あわせて【演習科目】でも、プレゼンテーションとディスカッションの指導を行うことで、意見交換を重視した教育を行う。

外国語コミュニケーション学科の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

外国語コミュニケーション学科では、以下のような学生を求めています。

  1. 英語と中国語、フランス語、ドイツ語の高度な運用能力を獲得しようとする学生

  2. 中国、フランス、ドイツ、英語圏地域の文化に幅広く関心と探求心をもつ学生

  3. 日本語に強い関心をもち、外国人に日本語を教えることに熱意をもつ学生

以上の項目を念頭におき、入学時までに英語や外国語の読解・表現能力を身につけておいてください。

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