日本語日本文化学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
日本語日本文化学科では、4年以上在学し、128単位以上を修得し、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学位を授与する。
豊かな人間性を支える教養を身につけている。
日本語の幅広い知識や高度な運用能力を身につけている。
日本の文化や文学に関する専門的知識を身につけている。
日本の文化または日本語に関する問題について、日本文化学・日本文学や日本語学の研究方法を用いて適切に分析し考察することができる。
日本文化学・日本文学や日本語学を通じて身につけた思考力を応用し、物事を論理的に考え、分析し、判断することができる。
自らの考えを正確な日本語で適切に表現し伝えることができる。
他者の立場や見解を理解しつつ、自らの意見を発信することができる。
日本語日本文化学科の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)
日本語日本文化学科では、以下の方針に基づき、教育課程を編成し実施する。
学生が日本の文化や文学、日本語を深く理解する上での基本的な知識を身につけるように、【基礎科目】に、1年次の必修科目を計4科目(計8単位)設置し、古代から近現代に至るまでの日本文化および日本文学の全体像や、日本語に関する入門知識について指導する。
学生が文章を正確に読解し、自らの文章として正確かつ美しく表現する能力を身につけるように、【基幹科目】を通じて、学科の専門性を活かした知識や日本語運用能力のさらなる向上を図るよう指導する。
日本の伝統芸能や日本文化に関する専門知識と作法を体験的に身につけることを目指す学生のために、【基幹科目】に、「日本文化実習A~D」、「書道A~D」(各1単位)を設置し、茶道、華道、香道、狂言、書道について、豊富な実習を交えながら教育する。
学生が自ら選択したコースの豊富で専門的な教養を身につけるように、【基幹科目】および【展開科目】に、各コースに応じた科目群をそれぞれ設置し、それぞれのコースにおける専門的かつ高度な知識について指導する。
図書館司書資格、学校図書館司書教諭資格、あるいは、博物館学芸員資格の取得を目指す学生のために、【展開科目】に、それぞれの資格取得に必要な科目を設置する。それらの科目により、それぞれの資格取得に必要な技能や専門的知識を教育する。
学生が分野を超えた幅広い文化知識を身につけるように、【展開科目】に、文学部他学科との交流科目を設置し、他地域他分野を横断する多様で豊富な知識を教育する。
学生が、自ら選択したコースの高度な専門知識と研究方法を学び、適切に分析し考察する力を身につけるように、【演習科目】に、2~3年次の「日本文化演習(1) ~(4)」と4年次の「卒業論文演習(1)、(2)」(各1単位)を設置し、それぞれの専門分野の問題を適切に表現し、伝える能力を指導する。
日本語日本文化学科の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)
日本語日本文化学科では、日本語、日本文化、日本文学に強い関心をもつ、以下のような学生を求めています。
高い日本語運用能力と深い日本文化理解を生かして社会に貢献する学生
中高教育の前線で日本語日本文化の教育にたずさわる学生
司書・学芸員として日本文化の保護育成にたずさわる学生
日本語教育を通して日本文化理解を促進する学生
以上の項目を念頭におき、入学時までに日本語読解・表現能力を身につけておいてください。