金城学院大学の3つのポリシー(2018年度までの入学生)

金城学院大学の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本学では、4年(薬学部は6年)以上本学に在学し、各学科が定める卒業要件総単位数を修得し、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学位を授与する。

(知識・技能)
  1. キリスト教的価値観を基盤として豊かな人間性を支える教養を身につけている。

  2. 新しい時代にふさわしい専門的知識や技能を身につけている。

(思考力・実践力)
  1. 身につけた知識や技能を生かし、諸問題に対処することができる。

  2. 自ら問題を発見し、適切な分析と考察に基づいて解決策を見いだし、実践に移すことができる。

(コミュニケーション力)
  1. 相手の意見をきちんと聴き理解するとともに、自らの考えを適切に表現し伝えることができる。

  2. 発信するべき自らの意見や立場について常に考える姿勢を身につけている。

金城学院大学の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

  1. 本学では、学生がキリスト教的価値観を基盤として豊かな人間性を支える教養を身につけるように、全学共通カリキュラムである「共通教育科目」(1~4年次(薬学科以外の学科)/1~6年次(薬学科)、必修および選択必修として30単位、ただし外国語コミュニケーション学科は22単位、音楽芸術学科は28単位、薬学科は36単位)を設置する。
    具体的には、「Ⅰ 建学の精神を学ぶ科目」(金城アイデンティティ科目)として「①キリスト教」、「②女性」、「③国際理解」の科目群を置き、建学の精神を具現化する。
    「Ⅱ 現代社会の教養の基礎となる科目」として「④教養科目」を置き、人間としてのあり方や生き方に関して考える機会を提供するとともに、社会人の基礎力を養成する。
    「Ⅲ 現代社会に必要なリテラシーを身につける科目」として「⑤英語教育科目」、「⑥外国語教育科目」を置き、異文化に生きる人々とのコミュニケーション手段と自文化を相対化する視点を獲得させる。同時にグローバル社会に生きるために必要な心の姿勢を身につけさせる。「⑦情報教育科目」を置き、情報化社会で生きていくために必要となる知識や技能を身につけさせる。「⑧キャリア開発教育科目」を置き、仕事や職業だけではない、人生としてのキャリアを重視した教育を行い、人生を積極的に切り開く主体性を培う。
    「Ⅳ スポーツを通じて健康増進を図る科目」として「⑨S&E教育科目」を置き、生涯にわたっての健康づくりを支援する。
    「Ⅴ 実践から学ぶ科目」として「⑩海外研修科目」、「⑪学生プロジェクト科目」を置き、実体験を通した学習の重要性を理解するとともに、能動的に学ぶ姿勢を身につけさせる。

  2. 学生が教育職員免許状授与の所要資格を得られるように、「教職に関する科目」を設置する。

  3. 外国人留学生が日本語運用能力の向上を図り、日本文化について幅広く学習できるように、「日本語科目・日本事情に関する科目」を設置する。

  4. 学生が新しい時代にふさわしい専門的知識や技能を身につけるように、各学部・学科に「専門教育科目」を設置し、カリキュラム・ポリシーは別に定める。

  5. 学生が興味に応じて幅広く学習できるように、共通教育科目および他学部他学科の専門科目を自由に履修できる「自由履修制度」(1~4年次選択28単位、音楽芸術学科、多元心理学科は26単位、食環境栄養学科は3単位、国際情報学科は22単位、薬学科を除く)を置き、積極的な学習を奨励する。

  6. 学生が身につけた知識や技能を生かし、諸問題に対処する力を養うように、「演習科目」を設置する。

  7. 学生が相手の意見をきちんと理解するとともに、自らの考えを適切に伝えることができる力を養うように、少人数クラスの「演習科目」を通じて、プレゼンテーションとディスカッションを重視した教育を行う。

  8. 学生が自ら問題を発見し、適切な分析と考察に基づいて解決策を見いだし、実践に移すことができる力を養うように、授業において課題を課し、その評価を行う。

  9. 学生が発信するべき自らの意見や立場について常に考える姿勢を身につけるように、「専門教育科目」、「共通教育科目」および「演習科目」を通じて積極的かつ発展的に考えるよう指導する。

金城学院大学の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

金城学院大学は、キリスト教主義の精神にもとづき、「地の塩」「世の光」となって社会につくす品位ある女性を育成します。
本学では、自らの個性や才能を認識し、一人ひとりの可能性を発見し、強く、優しくあろうとするみなさんを援助するための教育をおこないます。各種の入学試験では、専門分野ごとの学修の基礎となる学力や、それを高め活かそうとする向上心が評価の対象となります。
本学の教育方針を理解し、さまざまな価値観と生活状況の並存した現代社会の一員として、多様な人びとと共生、協働するための知性と感性を身につけようとする学生を求めます。

教育方針(3つのポリシー)

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