国文学専攻の3つのポリシー(2019年度の入学生)

国文学専攻の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

前期課程

文学研究科 博士課程 前期課程 国文学専攻では、国文学・国語学・日本語教育に関する高度な専門的知識・技能を修得し、次の資質・能力を身につけ総合的に活用できる学生に学位を授与します。

  1. 知識・技能
    1. 国文学・国語学・日本語教育の各専門領域において、体系的な専門知識を身につけている。

    2. 各専門領域において、広範で深い知識を獲得する技能を身につけている。

  2. 思考力・実践力
    1. 国文学・国語学・日本語教育の各専門領域において、研究対象に対する明晰な分析、批評、実証的な解明を行う能力を身につけている。

    2. 各専門領域において、理論に基づく実践的研究や、研究活動を積極的に遂行する能力を身につけている。

  3. コミュニケーション力
    1. 国文学・国語学・日本語教育の各専門領域において、研究成果を主体的に発信し、論理的かつ明確に説明する表現力を身につけている。

    2. 各専門領域において、高度な表現力および専門知識を総合的に活用して、研究成果を社会に還元できる能力を身につけている。

後期課程

文学研究科 博士課程 後期課程 国文学専攻では、国文学・国語学・日本語教育に関する高度な専門的知識・技能を修得し、次の資質・能力を身につけ総合的に活用できる学生に学位を授与します。

  1. 知識・技能
    1. 国文学・国語学・日本語教育の領域において、広範かつ深い専門的知識を有する。

    2. 各専門領域において、主体的に研究課題を構想し、緻密な論考、実証により独創的な研究を進める技能を身につけている。

  2. 思考力・実践力
    1. 国文学・国語学・日本語教育の領域において、研究対象について深く理解し、個々の研究課題に関する、独創的で学術的な意義のある学位論文を作成する能力を身につけている。

    2. 各専門領域において、積極的に学会発表や学会誌への論文の投稿を行って、学会に貢献できる。

  3. コミュニケーション力
    1. 国文学・国語学・日本語教育の領域における諸問題を高度の学術的立場から解明し、効果的に発表することにより、研究成果を社会に還元できる能力を身につけている。

国文学専攻の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

前期課程

文学研究科 博士課程 前期課程 国文学専攻では、2つの専門領域に分けて、各領域で不可欠な専門教育科目を体系的に配置します。

教育内容、教育方法、評価について次のように定めます。

  1. 教育内容
    1. 国文学の領域では、学生が専門知識を広く深く究め、明晰な分析、批評ができるように、「国文学関連科目」として「国文学特論」「国文学特論(比較文学)」「国文学演習」「国文学演習(比較文学)」「国文学特殊研究」「国文学特殊研究(比較文学)」「中国文学特論」「中国文学演習」を設置します。

    2. 国語学・日本語教育の領域では、学生が自立的に研究できる能力を涵養するため、「国語学・日本語教育関連科目」として「国語学特論」「国語学演習」「国語学特殊研究」「日本語教育特論」「日本語教育演習」「日本語教育特殊研究」を設置します。

  2. 教育方法
    1. 各専門教育科目において、講義と演習の両方式により教育します。また、テーマの選択、先行研究の批判的分析、提案・実証の提示といった、研究指導を行います。

  3. 評価
    1. 本専攻では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げられた資質・能力及びこれらを総合的に活用する力を確実に身につけられたかを、個々の教員が適正に評価します。

後期課程

文学研究科 博士課程 後期課程 国文学専攻では、3つの専門領域に分けて、各領域で不可欠な専門教育科目を体系的に配置します。

教育内容、教育方法、評価について次のように定めます。

  1. 教育内容
    1. 古典文学研究の領域において、学生が広範かつ深い専門的知識を持って独創的な研究を進めることができるように、「古典文学特殊講義」「古典文学演習」を設置します。

    2. 近現代文学研究の領域において、学生が学術的に有意義で独創性的な学位論文を作成することができるように、「近現代文学特殊講義」「近現代文学演習」を設置します。

    3. 国語学・日本語教育研究の領域において、学生が学術的に有意義で独創性的な学位論文を作成することができるように、「国語学特殊講義」「日本語教育特殊講義」「国語学・日本語教育演習」を設置します。

  2. 教育方法
    1. 各専門教育科目において、講義と演習の両方式により教育します。

    2. 学生が研究成果を効果的、説得的に表明することができるように、学位論文の作成や学会発表論文作成の過程で、主指導教員及び副指導教員を置き、指導を行います。

  3. 評価
    1. 本専攻では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げられた資質・能力及びこれらを総合的に活用する力を確実に身につけられたかを、個々の教員が適正に評価します。

国文学専攻の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

前期課程

文学研究科 博士課程 前期課程 国文学専攻では、本学の建学の精神を踏まえた教育目的を尊重し、国文学・国語学・日本語教育の3つの専門領域について、各領域に必要な専門知識および研究能力の修得と職業技術の実践的訓練を通して、高度な専門性を備えた研究者、職業人をめざす学生を求めます。そのため入学者に対してはカリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるために必要な次の学力の要素を備えていることを期待しています。

  1. 知識・技能
    1. 本専攻のカリキュラム・ポリシーに明記された教育課程を修めるために、十分な学力を備えている。

  2. 思考力、実践力、コミュニケーション力
    1. 国文学・国語学・日本語教育の3つの専門領域の課題を追求し、理解を深め、社会に向けて発信できる。

後期課程

文学研究科 博士課程 後期課程 国文学専攻では、本学の建学の精神を踏まえた教育目的を尊重し、国文学・国語学・日本語教育の3つの専門領域における、専門知識および研究能力の修得と職業技術の実践的訓練を通して、高等教育機関等で研究者、教育者として活躍をめざす学生を求めます。そのため入学者に対してはカリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるために必要な次の学力の要素を備えていることを期待しています。

  1. 知識・技能
    1. 本専攻のカリキュラム・ポリシーに明記された教育課程を修めるために、十分な学力を備えている。

  2. 思考力、実践力、コミュニケーション力
    1. 前期課程までに培われた幅広い文学的または言語学的知識および研究能力を、自立的に高次元の学術研究に収斂、深化することができる。

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