社会学専攻の3つのポリシー(2020年度の入学生)

社会学専攻の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

前期課程

文学研究科 博士課程 前期課程 社会学専攻では、国際社会学、情報社会学、福祉社会学に関する高度な専門的知識・技能を修得し、次の資質・能力を身につけ総合的に活用できる学生に学位を授与します。

  1. 知識・技能
    1. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門領域において、体系的な専門知識を身につけている。

    2. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門領域において、広範で深い知識を獲得する技能を身につけている。

  2. 思考力・実践力
    1. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門領域において、研究対象に対する明晰な分析、批評、実証的な解明を行う能力を身につけている。

    2. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門領域において、理論に基づく実践的研究や、社会調査を基盤とした研究活動を積極的に遂行する能力を身につけている。

  3. コミュニケーション力
    1. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門領域において、研究成果を主体的に発信し、論理的かつ明確に説明する表現力を身につけている。

    2. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門領域において、社会調査の技法および高度な表現力を総合的に活用して、国際、情報、福祉の現場で活躍できる能力を身につけている。

後期課程

文学研究科 博士課程 後期課程 社会学専攻では、国際社会学、情報社会学、福祉社会学など、現代社会に特有な社会的動向および課題を分析する現代社会学に関する高度な専門的知識・技能を修得し、次の資質・能力を身につけ総合的に活用できる学生に学位を授与します。

  1. 知識・技能
    1. 現代社会学の領域において、広範かつ深い専門的知識を有する。

    2. 現代社会の動向および課題について、主体的に研究課題を構想し、緻密な論考、実証により独創的な研究を進める技能を身につけている。

  2. 思考力・実践力
    1. 現代社会学の領域において、研究対象の学術的発展について深く理解し、個々の研究課題について学術的に意義があり、独創性のある学位論文を作成する能力を身につけている。

    2. 現代社会学の領域において、積極的に学会発表や学会誌への論文の投稿を行って、学会に貢献できる。

  3. コミュニケーション力
    1. 現代社会学の領域において、主体的に学会発表および学会誌への論文の投稿を行い、知見を効果的、説得的に表明する能力を身につけている。

社会学専攻の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

前期課程

文学研究科 博士課程 前期課程 社会学専攻では、国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門領域の基盤となる「基礎科目」、3つの「専門領域に関連する科目」、社会調査の「資格に関連する科目」を設置し、各領域で不可欠な専門教育科目を体系的に配置します。

教育内容、教育方法、評価について次のように定めます。

  1. 教育内容
    1. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門領域の基盤となる「基礎科目」として、「社会学概論(1)」「社会学概論(2)」を設置します。

    2. 国際社会学の領域では、学生が国際社会の動向・課題について理論的、実証的な解明ができるように、「国際社会論関連科目」として「国際社会論特殊講義Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ」および「国際社会論演習Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ」を設置します。

    3. 情報社会学の領域では、学生が情報社会の動向・課題について理論的、実証的な解明ができるように、「情報社会論関連科目」として「情報社会論特殊講義Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ」および「情報社会論演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ」を設置します。

    4. 福祉社会学の領域では、学生が福祉社会の動向・課題について理論的、実証的な解明ができるように、「福祉社会論関連科目」として「福祉社会論特殊講義Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ」および「福祉社会論演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ」を設置します。

    5. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門領域において、社会調査の技法および高度な表現力を総合的に活用するための社会調査士の「資格関連科目」として、「社会調査演習」および「国際社会論演習Ⅰ(調査企画・設計に関する演習、質的調査演習)」を設置します。

  2. 教育方法
    1. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の各専門教育科目において、講義と演習の両方式により教育します。また、テーマの選択、先行研究の批判的分析、提案・実証の提示といった、研究指導を行います。

  3. 評価
    1. 本専攻では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げられた資質・能力及びこれらを総合的に活用する力を確実に身につけられたかを、個々の教員が適正に評価します。

後期課程

文学研究科 博士課程 後期課程 社会学専攻では、現代社会学において不可欠な専門教育科目を体系的に配置します。

教育内容、教育方法、評価について次のように定めます。

  1. 教育内容
    1. 現代社会学の領域において、学生が広範かつ深い専門的知識を持って独創的な研究を進めることができるように、「現代社会論特殊講義」を設置します。

    2. 現代社会学の領域において、学生が学術的に有意義で独創性的な学位論文を作成することができるように、「現代社会論演習」を設置します。

  2. 教育方法
    1. 専門教育科目において、講義と演習の両方式により教育します。

    2. 学生が研究成果を効果的、説得的に表明することができるように、学位論文の作成や学会発表論文作成の過程で、主指導教員及び副指導教員を置き、指導を行います。

  3. 評価
    1. 本専攻では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げられた資質・能力及びこれらを総合的に活用する力を確実に身につけられたかを、個々の教員が適正に評価します。

社会学専攻の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

前期課程

文学研究科 博士課程 前期課程 社会学専攻では、本学の建学の精神を踏まえた教育目的を尊重し、国際社会学、情報社会学、福祉社会学の3つの専門領域について、各領域に必要な専門知識および研究能力の修得と職業技術の実践的訓練を通して、高度な専門性を備えた研究者、職業人をめざす学生を求めます。そのため入学者に対してはカリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるために必要な次の学力の要素を備えていることを期待しています。

  1. 知識・技能
    1. 本専攻のカリキュラム・ポリシーに明記された教育課程を修めるために、十分な学力を備えている。

  2. 思考力、実践力、コミュニケーション力
    1. 国際社会学、情報社会学、福祉社会学の3つの専門領域の課題を追求し、理解を深め、社会に向けて発信できる。

後期課程

文学研究科 博士課程 後期課程 社会学専攻では、本学の建学の精神を踏まえた教育目的を尊重し、現代社会学の専門領域における、専門知識および研究能力の修得と職業技術の実践的訓練を通して、高等教育機関等で研究者、教育者として活躍をめざす学生を求めます。そのため入学者に対してはカリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるために必要な次の学力の要素を備えていることを期待しています。

  1. 知識・技能
    1. 本専攻のカリキュラム・ポリシーに明記された教育課程を修めるために、十分な学力を備えている。

  2. 思考力、実践力、コミュニケーション力
    1. 前期課程までに培われた幅広い現代社会学に関する知識および研究能力を、自立的に高次元の学術研究に収斂、深化することができる。

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