日本語日本文化学科の3つのポリシー(2026年度の入学生)

日本語日本文化学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

日本語日本文化学科では、学則第1条を踏まえ、所定の124単位と必修等の条件を充たしたうえで、以下に定める資質・能力を有すると認められた者に、学士(日本語日本文化学)の学位を授与します。

  1. 学科の学びを通して、均質ではない文化の多様性を理解し、異なる価値観を持つ人々との共存に向けて行動する力を身につけている。
  2. 高度な日本語運用能力と日本文化に関する幅広い知識・教養を獲得することで、自らを客観的に省察できる知性が身についている。
  3. 自身の問題意識に基づき、古代から現代までの各時代のいずれかについて探求することで、思考・判断する力や自立的な行動力、課題発見力が身についている。そしてその成果を的確に提示・発表することができる。
  4. 文献資料・文化財・データベースなど、情報メディアを扱うリテラシーと汎用的技能を身につけ、適正に課題解決へと向けて取り組むことができる。
  5. これまでに修得した知識・能力と、文化や社会に関する自らの考えを発信し、自他の文化への深い理解を基盤として、他者と対話・協働しつつ社会的諸問題にも対応することができる。

日本語日本文化学科の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

日本語日本文化学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を獲得できるように、共通教育科目、専門教育科目、及びその他必要とする科目を基礎から発展への段階をふまえて体系的に配置し、講義科目、演習科目、実験・実習科目を適切に組み合わせたカリキュラムを編成します。教育課程表の他に、カリキュラムの体系性を示すカリキュラム・マップ及びカリキュラム・ツリー、科目間の関連や科目内容のレベルを表す科目分類番号制を採用し、カリキュラムの全体像を分かりやすく提示します。

教育内容、教育方法、評価について次のように定めます。

  1. 教育内容
    1. 日本語日本文化学科の教育課程に【共通教育科目】【専門教育科目】を配置し、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を獲得できるようにします。
    2. 共通教育科目では、学生が福音主義のキリスト教に基づき、豊かな人間性を支える知識・技能、汎用的技能、態度・志向性の基礎を身につけられるようにします。共通教育科目には、建学の精神に基づく【金城アイデンティティ】を含む【基礎教育科目】と、自身の生き方を考える【キャリア教育科目】の科目区分のもと、カリキュラムを適切に編成します。
    3. 専門教育科目では、【基礎科目】【基幹科目】【展開科目】【プロジェクト科目】【演習科目】の科目区分のもと、学生が日本語の運用能力や日本文学・日本文化に関する知識・教養を身につけ、さらにそれらを社会的に活用するための資格や技能を修得できるよう、カリキュラムを適切に編成します。
    4. 初年次教育では、入学者が高校から大学の学びに円滑に移行すること、大学教育が求める学問的・社会的要件を段階的に満たすことができるようにすることに重点を置きます。
    5. 古典文化・近現代文化・日本語学についての基礎的な知識と研究法を修得し、また資格・技能に関する入門的知識を修得するために【基礎科目】を設置します。
    6. 主体的な研究態度や思考力・分析力を養い、また汎用的技能の獲得に向けた、より深い学科の学びを実現するために、多数の専門的科目によって構成される【基幹科目】を設置します。
    7. 日本文化研究の視野を広げ、課題の発見と解決に取り組む専門知識の実践的応用力を養うために、多様な個別テーマを扱う科目によって構成される【展開科目】を設置します。
    8. 自律性や協働性の向上を図るために、グループ活動などを通して日本文化を体験的に理解することを主眼とする【プロジェクト科目】を配置します。
    9. 学生が修得した知識・技能を総合的に活用して、日本の文化や社会について探求した成果を、論理的に表現し、また発信できる能力を養成するための【演習科目】を設置します。
  2. 教育方法
    1. 講義科目においては、知識・教養の修得を中心とするものであり、適正な履修上限人数を設定して実施します。
    2. 演習科目においては、修得した知識・教養を総合的に活用し、少人数制によってきめ細かに実施します。
    3. 実験・実習科目においては、体験性を重視し、また技能の修得に主眼を置いて実施します。
    4. 授業時間外学修をすべての授業科目に課し、学生の学修成果を高めるようなフィードバックに努めます。
    5. アドバイザー制度により、学生情報を活用しながらアドバイザー教員が学生一人ひとりと面談し、学修を支援するとともに、充実した学生生活のために必要な助言を行います。
  3. 評価
    1. 学修成果の評価については、公平性と透明性を確保するために、到達目標と評価方法をシラバスに定め、筆記試験・実技試験・レポート・実習評価・授業貢献度等から多面的・総合的に評価を行います。

日本語日本文化学科の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

日本語日本文化学科では、本学の建学の精神を踏まえた教育目的を尊重し、日本語・日本文学・日本文化について幅広く関心を持つと同時に、文化の多様性を意識して他者との共存を志向する人材を養成します。そのため入学者に対してはカリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるために必要な次に掲げる学力の3つの要素を備えていることを期待します。また、適正に学生を選抜して受け入れるように、さまざまな方法による入試選抜を実施します。

  1. 知識・技能
    1. 高等学校等における学修を通じて、国語、地理・歴史についての十分な学力を有し、日本語・日本文学・日本文化を学ぶための基礎的知識・技能を身につけている学生を求めます。

  2. 思考力・判断力・表現力
    1. 高等学校等における学修を通じて、日本語・日本文学・日本文化の研究に必要な思考力・判断力・表現力の基礎を身につけている学生を求めます。

  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
    1. 主体的に日本文化の研究に取り組むとともに、多様な価値観を持つ人々と対話・協働して、現代社会に貢献する意志のある学生を求めます。