看護学科の3つのポリシー(2026年度の入学生)

看護学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

看護学科では、学則第1条を踏まえ、所定の127単位と必修等の条件を充たしたうえで、以下に定める資質・能力を有すると認められた者に、学士(看護学)の学位を授与します。

  1. 人間に対する畏敬の念と高い倫理観をもち、他者をいたわり思いやる豊かな人間性を有している。
  2. 地域で生活する多様な人々の生活や文化的・社会的背景を理解し、それぞれの価値観を尊重しながら支援に当たることができる。
  3. 健康上の課題に対し自ら幅広く多様な情報を収集、分析することによって、必要な看護を判断し、課題解決に向けて対応することができる。
  4. 看護の専門的知識・技術・態度を身につけ、科学的根拠に基づいた、安全・安楽な看護を実践することができる。
  5. 多職種と連携し、保健・医療・福祉チームの中で責任をもって役割を果たすことができる。
  6. 看護の質向上に寄与するため、科学的探究心をもち、自律的・継続的に研鑽を重ねることができる。

看護学科の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

看護学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を獲得できるように、共通教育科目、専門教育科目、及びその他必要とする科目を基礎から発展への段階をふまえて体系的に配置し、講義科目、演習科目、実験・実習科目を適切に組み合わせたカリキュラムを編成します。教育課程表の他に、カリキュラムの体系性を示すカリキュラム・マップ及びカリキュラム・ツリー、科目間の関連や科目内容のレベルを表す科目分類番号制を採用し、カリキュラムの全体像を分かりやすく提示します。

教育内容、教育方法、評価について次のように定めます。

  1. 教育内容
    1. 看護学科の教育課程に【共通教育科目】【専門教育科目】を配置し、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を獲得できるようにします。
    2. 共通教育科目では、学生が福音主義のキリスト教に基づき、豊かな人間性を支える知識・技能、汎用的技能、態度・志向性の基礎を身につけられるようにします。共通教育科目には、建学の精神に基づく【金城アイデンティティ】を含む【基礎教育科目】と、自身の生き方を考える【キャリア教育科目】の科目区分のもと、カリキュラムを適切に編成します。
    3. 専門教育科目では、看護学の体系性に基づき、【導入科目】【看護英語コミュニケーション科目】【専門基礎科目】【専門科目】【保健師課程科目】の科目区分のもと、カリキュラムを適切に編成します。
    4. 初年次教育では、入学者が高校から大学の学びに円滑に移行すること、大学教育が求める学問的・社会的要件を段階的に満たすことができるようにすることに重点を置きます。
      共通教育科目における初年次教育では、本学科の枠を超えて学問や大学教育全般に対する動機づけを図り、情報教育を実施します。専門教育科目における初年次教育では、科学的根拠に基づいた看護実践の基礎となる知識を身につけるための科目を配置します。
    5. 【専門科目】の中に【看護の対象となる人々・地域への看護実践の基盤となる科目群】【健康課題をもつ人々への看護実践を展開する科目群】【看護の統合と探究】を編成します。
    6. 【看護の対象となる人々・地域への看護実践の基盤となる科目群】の中に【基礎看護学】【地域・在宅看護学】【グローバルヘルス看護学】の3領域を置き、看護学の基礎となる理論・専門知識と看護技術の修得、および国内外の保健医療福祉の現状を学修することで多様な社会資源、サービス、制度について理解し、多様な人々・地域を対象に看護実践ができる知識・技術を学修する科目を配置します。
    7. 【健康課題をもつ人々への看護実践を展開する科目群】の中に、【成人看護学】【小児看護学】【母性看護学】【高齢者看護学】【精神看護学】の5領域を置き、あらゆる成長発達段階と健康状態にある人々を対象に看護実践ができる知識・技術を学修する科目を配置します。
    8. 【看護の統合と探究】の中に、多職種との連携・協働について学修する科目、看護の質向上のための自己研鑽・探究心を養う科目を配置します。
    9. 【保健師課程科目】は選択制とし、2年次以降に【公衆衛生看護学】の科目群を配置します。
  2. 教育方法
    1. 講義科目においては、主に知識の修得、理解を目的とし、適正な履修上限人数を設定のうえ実施します。
    2. 演習科目においては、豊かな人間性を身につけ、主に修得した知識を模擬的・総合的に体験し技術を獲得できるような教育方法を実施します。
    3. 実験・実習科目においては、主に知識や技術を実務に応用するための能力を身につけることができるような教育方法を実施します。
    4. 授業時間外学修をすべての授業科目に課し、学生の学修成果を高めるようなフィードバックに努めます。
    5. アドバイザー制度により、学生情報を活用しながらアドバイザー教員が学生一人ひとりと面談し、学修を支援するとともに、充実した学生生活のために必要な助言を行います。
  3. 評価
    1. 学修成果の評価については、公平性と透明性を確保するために、到達目標と評価方法をシラバスに定め、筆記試験・実技試験・レポート・実習評価・授業貢献度等から多面的・総合的に評価を行います。

看護学科の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

看護学科では、本学の建学の精神を踏まえた教育目的を尊重し、看護に関心をもち、保健・医療・福祉分野および地域社会で、人々を最適な健康状態へと導く、信頼される看護職としての人材を養成します。そのため入学者に対してはカリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるために必要な次に掲げる学力の3つの要素を備えていることを期待します。また、適正に学生を選抜して受け入れるように、さまざまな方法による入試選抜を実施します。

  1. 知識・技能
    1. 高等学校等の教育課程を学修し、修学に必要な基本的知識・技能を身につけている学生を求めます。
  2. 思考力・判断力・表現力
    1. 入学までに学修した知識・技能を生かした思考力・判断力・表現力の基礎を身につけている学生を求めます。
  3. 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
    1. 自らを律し、看護の専門性を身につけ、多様な人々と協働して隣人のための社会のために貢献するという目的意識をもっている学生を求めます。