多元心理学科の3つのポリシー(2026年度の入学生)

多元心理学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

多元心理学科では、学則第1条を踏まえ、所定の124単位と必修等の条件を充たしたうえで、以下に定める資質・能力を有すると認められた者に、学士(人間科学)の学位を授与します。

  1. 多様な文化を理解するとともに、豊かな人間性を支える教養と、心を生み出す仕組み・心理学の諸理論・心理学的測定法と心理アセスメント・心理学実験に関する深い専門的知識を身につけている。
  2. 調査面接・観察・実験などから得られた情報を適正に収集分析し、色々な角度から批判的実証的に考えることで、現代社会に生きる人間が抱える問題を発見し、解決策を提案することができる。
  3. 多様な人々とコミュニケーションするために、人間を複眼的に見る方法や種々の表現方法を修得している。
  4. 自らを律し、人間を総体として客観的に理解しながら、他者と協働して目標実現のために行動できるとともに、向上心を持って学び続けることができる。
  5. 福音主義キリスト教に基づいた倫理観により、隣人のため社会のために主体的に行動し、心の専門家として貢献することができる。
  6. これまでに修得した知識・技能・態度等を総合的に活用して、新たな課題に取り組むことができる。

多元心理学科の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

多元心理学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を獲得できるように、共通教育科目、専門教育科目、及びその他必要とする科目を基礎から発展への段階をふまえて体系的に配置し、講義科目、演習科目、実験・実習科目を適切に組み合わせたカリキュラムを編成します。教育課程表の他に、カリキュラムの体系性を示すカリキュラム・マップ及びカリキュラム・ツリー、科目間の関連や科目内容のレベルを表す科目分類番号制を採用し、カリキュラムの全体像を分かりやすく提示します。

教育内容、教育方法、評価について次のように定めます。

  1. 教育内容
    1. 多元心理学科の教育課程に【共通教育科目】【専門教育科目】を配置し、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を獲得できるようにします。
    2. 共通教育科目では、学生が福音主義のキリスト教に基づき、豊かな人間性を支える知識・技能、汎用的技能、態度・志向性の基礎を身につけられるようにします。共通教育科目には、建学の精神に基づく【金城アイデンティティ】を含む【基礎教育科目】と、自身の生き方を考える【キャリア教育科目】の科目区分のもと、カリキュラムを適切に編成します。
    3. 専門教育科目では、心理学の体系性に基づき、【学科横断】【学科基礎】【専門科目】【演習科目】【資格関連科目】の科目区分のもと、カリキュラムを適切に編成します。
    4. 初年次教育では、入学者が高校から大学の学びに円滑に移行すること、大学教育が求める学問的・社会的要件を段階的に満たすことができるようにすることに重点を置きます。
      共通教育科目における初年次教育では、本学科の枠を超えて学問や大学教育全般に対する動機づけを図ります。専門教育科目における初年次教育では、心とは何かを理解し、心と行動の関係を考えるため、論理的思考能力の向上を図ります。
    5. 学生が専門教育科目を中心とする教育内容を総合化し活用できるように、卒業年次に卒業論文等を実施します。
  2. 教育方法
    1. 講義科目においては、豊かな人間性を身につけ、心理学の潮流と心の科学への取り組みの基礎的理解を目的とし、学生が自ら関心をもって能動的に学ぶことができる教育方法を実施します。
    2. 演習科目においては、豊かな人間性を身につけ、心を研究する学問知とフィールド知の双方向性を理解することを目的とし、学生が自ら問題意識をもって主体的・対話的に深く学ぶことができる教育方法を実施します。
    3. 実験・実習科目においては、研究手法の技術修得を目的とし、知識や技能を身につけ、思考力を養うプログラムを編成して実施します。
    4. 授業時間外学修をすべての授業科目に課し、学生の学修成果を高めるようなフィードバックに努めます。
    5. アドバイザー制度により、学生情報を活用しながらアドバイザー教員が学生一人ひとりと面談し、学修を支援するとともに、充実した学生生活のために必要な助言を行います。
  3. 評価
    1. 学修成果の評価については、公平性と透明性を確保するために、到達目標と評価方法をシラバスに定め、筆記試験・実技試験・レポート・実習評価・授業貢献度等から多面的・総合的に評価を行います。

多元心理学科の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

多元心理学科では、本学の建学の精神を踏まえた教育目的を尊重し、本学科の教育目標を踏まえ、自己と他者の理解に関心を持ち、心理学の学修に積極的に取り組む意欲のある学生を求めます。そのため入学者に対してはカリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるために必要な次に掲げる学力の3つの要素を備えていることを期待します。また、適正に学生を選抜して受け入れるように、さまざまな方法による入試選抜を実施します。

  1. 知識・技能
    1. 高等学校等における学修を通じて、文学などに表現される人間模様について想像力を持って理解することや、社会的事象に関心を持って理解を深めることができる学生を求めます。
  2. 思考力・判断力・表現力
    1. 人間に対する共感的な関心に加え、人間の心理と社会などの事象について、客観的・分析的な視点から課題を探求し、自身の考えについて論理的に説明ができる学生を求めます。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
    1. 自身の考えを他者に伝える、他者の考えに耳を傾け理解するなど、他者を尊重しつつ自己主張ができる学生を求めます。