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私の金城ライフ

文学部 英語英米文化学科 | 4年 加藤 結理さん

2024年度 取材当時

夢は「英語スペシャリスト」になって世界で活躍すること

私は好奇心旺盛な性格で新しいことを学ぶのが好きなので、英語を専門的に学ぶことで海外の人の考え方や文化、価値観から刺激を受け、自身の視野を広げることができると思いました。その中で金城学院大学 英語英米文化学科を選んだのは、「英語スペシャリスト養成プログラム」に参加したかったからです。高校生の時に訪れた説明会で、先輩方がTOEIC®800~900点という高成績をおさめ、輝かしいキャリアを歩まれている話を聞き、私もここで英語力を磨き世界で活躍する女性になりたいと思いました。

入学してからTOEIC® 200点以上アップ!英語力の向上を日々実感

英語英米文化学科は1クラス15~20名。みんな英語に対してとても熱心です。1年ごとにTOEIC®の点数順にクラス分けが行われるため、クラスメイトは良きライバルでもあります。同じ目標を持った人達がいるおかげで、自分も頑張ることができます。目標だった「英語スペシャリスト養成プログラム」への参加条件はTOEIC®700点以上。高校生の頃から受けていましたが、大学入学後、TOEIC®に特化した授業によって苦手分野を克服し、点数を大きく飛躍させることができました。

「英語スペシャリスト養成プログラム」では1人に1台ずつヘッドホンとパソコンが整備されており、プロの通訳者や翻訳者を目指すためのメソッドで学習します。このようなプログラムは他の学校にはないように思います。最初は授業が厳しいのではないかと不安でしたが、始まってみると和気あいあいとした雰囲気でとても楽しく、それぞれの得意分野を生かして助け合っています。授業で扱うパッセージは社会情勢や環境、観光、ビジネスなど、様々なジャンルが網羅されているためどのような職業にも役立ちますし、飽きることもありません。通訳者や翻訳者として活躍されている先生方の指導により、英文を組み立てるスピードや単語力など、英語力がどんどん上がっていることを実感しています。

先生は学業だけでなく将来のことまで相談できる身近な存在

そして学生以上に熱量が高いのが先生方です。学生との距離が非常に近く、質問すると理解できるまでとことん教えてくださいます。年に2度の面談だけでなく、先生方はいつでもすぐ話す機会を設けてくださり、学習面から将来のことまで一人ひとりの学生に対してとても親身です。TOEIC®の点数の伸び悩みや苦手なリスニングについて相談に乗ってもらったり、3年の時にはインターンや就職活動についてアドバイスをいただいたりしました。本音で話せる大人が身近にいることはとても安心です。大学生になってから先生とこのような関係になれると思っていませんでした。

自立心、コミュニケーション力。海外語学研修で大きな1歩を踏み出せた

3年次の春休みに海外語学研修に参加し、1カ月間オーストラリアのタスマニアへ行きました。決定した時はわくわくしていましたが、初めての海外で分からないことばかり。直前になると、親元を離れて1人でやっていけるのか、コミュニケーションはうまく取れるのか、食事は合うのか……と不安が募りました。
しかし実際は想像と全く違い、毎日が本当に充実していました。ホストファミリーは優しく寄り添ってくださり、山や海、さらに小旅行にも一緒に行きました。オーストラリアのことを教えてもらうだけでなく、日本のことも知ってもらいたかったので、得意の料理を生かしてお好み焼きを作ったり、お土産の日本酒を一緒に飲んだり。ひな祭りにはちらし寿司をごちそうし、日本文化を伝えるきっかけになりました。高校の時から習っている華道を紹介した時は、「空間を生かして生ける」という抽象的な表現を伝えるのに苦労しましたが、とても喜んでくれました。ホストファミリーとは今でも連絡を取っていて、プレゼントを贈り合うなど良い関係が続いています。

日本には「空気を読む」文化がありますが、オーストラリアでは「イエス」「ノー」の意思をはっきり伝えることが普通であり、文化の違いを痛感しました。私は自分からなかなか言い出せないタイプでしたが、この経験から会話のきっかけをつくることに恐怖心がなくなり、誰とでも会話が弾みやすくなりました。以前は初対面の方と話すのも苦手でしたが、今では就活イベントでたまたま同じグループになった方と話すのも得意です。英語力だけでなく、自立心やコミュニケーションに対する自信を養えたことが留学して一番大きかったと思います。

目標を一つずつ実現しながら、ステップアップしていきたい

卒業後は海外との取引が多い大手メーカーに就職する予定です。日本の技術を世界に広め、世界中がより良くなっていくことに貢献できると思い、入社を決めました。この初心を忘れることなく、世界と日本の架け橋として活躍したいです。
学生生活はあと1年。もう一度オーストラリアにも行きたいですし、英語の本場であるイギリスにも興味があり、再び海外留学を計画しています。また、将来仕事に生かせるよう、簿記検定や品質管理に関する検定の取得、引き続きTOEIC®の満点を目指して勉強していきます。

受験生へのメッセージ

金城学院大学では学びたいことをとことん学び、スキルを向上させることができます。ここまで環境が整っているところはないと思います。学びが充実しているからこそ時間を有効に使え、趣味やアルバイトなど他のやりたいことと両立することができます。ぜひ、今のうちから少しずつ「自分はどんなことが好きなんだろう?」ということを考えて、大学生活を充実したものにしてください。

英語スペシャリスト養成プログラム

一定の条件をクリアした学生だけが受講できる選抜制のプログラム。ハイレベルな英語運用能力と的確な日本語訳ができる技能を習得し、多様な分野で生かせる通訳・翻訳技術を養います。

海外語学研修

カナダ、オーストラリア、台湾、ドイツ、フランスに約3~4週間滞在します。初めての海外でも安心して、語学だけでなく、文化や生活習慣を学ぶことができます。

フランスとドイツは隔年