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留学レポート

文学部 英語英米文化学科 |4年 西野 綾花さん

2024年度 取材当時

憧れの海外留学を目標に、金城学院大学に入学

勉強をする西野さんの画像

高校時代、参加した国際交流パーティーでまったく英語を話すことができず、くやしい思いをしました。それをきっかけに、留学を目標にして英語の学習を始めました。金城学院大学のオープンキャンパスで、きれいな校舎や楽しそうな学生たちを見た時、私の思い描く大学生活を送れるのはここだと確信。さらに留学制度が整っていることが志望の決め手になりました。中でも英語英米文化学科は、他国の文化や習慣について学べ、航空業界、英語科教員、通訳・翻訳など将来の選択肢が多くあることも魅力でした。

留学前研修は約15回! 準備万端で出発

留学までの流れとして、まず説明会に参加したうえで、国際交流センターの方に留学先でどういった生活を送りたいのか、何を学びたいのか個別に相談します。私は勉強に集中したかったこと、海外の大学の授業を長期間受けたかったことから、カナダのセント・メアリーズ大学を選びました。 留学前の研修は15回ほど。内容は、研究論文の書き方から海外生活におけるリスク管理、留学に臨む姿勢、滞在する国ごとのレクチャーまで多岐にわたりました。おかげで渡航前にしっかり心構えをすることができました。また海外留学のための奨学金が学内外にあります。留学する学生はそれぞれ条件に合うものを選ぶことができ、私も利用しました。

多国籍の学生と共に学び、英語力がめきめき向上!

セント・メアリーズ大学の外観画像

そうして2年次の夏から1年間、カナダへ。滞在したハリファックスはのどかな港町。イギリスからの移民が流れ着いた場所として知られ、歴史ある建造物がたくさんあります。セント・メアリーズ大学では心理学、ジェンダー学、文学、天文学、カナダの歴史を履修しました。積極的に発言や質問をする学生が多いことに刺激を受けました。

英語のテキストの画像

授業は週4日、1日2コマずつ。受講時間は少ないものの、予習・復習は必須でした。さらに課題は、研究論文や1000字を超えるエッセイなど、量が多いだけでなく質も高い内容。平日は朝から夕方まで図書館で勉強し、チームでプレゼン準備をしたり、友人とテスト勉強をしたり……頑張った分、英語力に自信がつきました。


週末はバドミントンサークルに参加しました。バドミントンは未経験でしたが、人見知りを克服するために入部しました。カナダ人だけでなく、ヨーロッパやアジアなど様々な国籍のメンバーがいましたが、スポーツを通して言葉の壁が低くなり、仲良くなることができました。

カナダ ハリファックスの街の様子の画像

イギリスの影響を色濃く受けた歴史ある建物が街のいたるところに。

ハリファックスの新鮮なロブスター料理の画像

港町であるハリファックスでは新鮮な魚介類が有名です。名物ロブスターは食べ応え満点!

セント・メアリーズ大学のグラウンドで行われるスポーツの試合の画像

大学のグラウンドではラグビーやサッカーなどの試合を鑑賞できます。

自然と人のぬくもりが、ポジティブな変化をもたらした

ホームステイ先のホストマザーとは映画鑑賞やパズル、友人とはベーキングやクラフトなどを楽しみ、読書の習慣もできました。カナダ人の多くがとてもフレンドリーです。バスで隣り合った人と話したり、道行く人に声をかけたり、対面でのコミュニケーションが盛んなので、自分の気持ちや感情を素直に表現することの大切さを実感しました。

自然と調和した暮らしを楽しんでいる画像

自然に囲まれたハリファックスの生活スタイルは、インターネットやスマートフォンにとらわれることがなく、心に余裕をもたらし、自分の軸を持つことにつながっていると感じました。留学前は他人のSNS投稿を見て自分と比較してしまうことがありましたが、「周りと同じようにしなければいけない」ではなく、「自分がやりたいことをする」と思うように。 留学中はとにかくすべてが“挑戦”で、新しいことの連続です。挑戦を繰り返すうちに、その先にある失敗を恐れないようになったことは自分にとって大きな変化です。

もう一度海外へ! 英語力向上とプラスαのスキルアップを目指す

目標に向けて前向きな表情で話す西野さんの画像

留学後は向上心と夢を持って、様々なことに挑戦しています。英語に関しての目標はTOEIC990点。その一環として塾講師を始め、子どもたちに英語の楽しさを教えると同時に自分の理解も深めています。
留学期間は今までで一番楽しかった時間。将来、もう一度海外で暮らしたいです。その夢を実現するために、英語力の向上とともにUSCPA(米国公認会計士)取得を目標にしています。第一歩として、現在は簿記検定2級取得に向けて勉強中です。

受験生へのメッセージ

将来やりたいことが明確に決まっていない方もいると思います。実際に私もその一人でした。金城学院大学 英語英米文化学科には、子どもに英語を教える先生を目指すプログラム、航空業界を目指すプログラム、通訳・翻訳技術を身につけるプログラムなど将来につながる学びが多くあります。考えるよりも挑戦し、実際に体験することで、やりたいこと、将来のビジョンが見えてくると思います。そんな挑戦を後押しする環境が金城学院大学にはあります。ぜひ金城学院大学で、たくさん挑戦し、学び、実りのある大学生活を送ってください。

派遣留学

約半年~1年間の留学制度で、留学先は協定校に限定されます。
奨学金が最も多く支給されます。(アジア圏20万円 / 欧米・豪州圏50万円)

記載している奨学金額は「金城学院大学海外留学生奨学金」のものです。要件・定員がありますので詳細はお問い合わせください。

金城学院大学の留学イメージ画像