小さな頃からの目標、人々の健康を支える管理栄養士に!

私の金城ライフ
生活環境学部 食環境栄養学科 |4年 青木 未羽さん
2024年度 取材当時
栄養学への興味は、病気を患った家族を「手伝いたい」の思いから
私の曾祖母は腎臓病を患っていました。食べられるものが制限される中での食事の様子や、透析の日々で身体機能が衰えていく姿を近くで見ていました。私も何か手伝いたかったのですが、まだ幼かったため何もできず悔しい思いをしました。この経験をきっかけに、栄養について学び、人の健康を支えることのできる管理栄養士を目指すようになりました。
高校1年生の時に金城学院大学のオープンキャンパスに参加しました。大学に行くのは初めてのことだったので圧倒されましたが、アニー・ランドルフ記念講堂から聴こえた鐘の音と讃美歌に気持ちがほぐれました。私が通っていた中学・高校では毎朝礼拝があったので、それらの音色はとてもなじみ深く、親しみを感じられるものでした。金城学院大学のキャンパスはとても広くきれいで、お手洗いなども女子大ならではの清潔感です。そして何より魅力を感じたのが、管理栄養士国家試験の合格率の高さです。常に高い合格率を維持していることから金城学院大学を選びました。
調理の基本から学び、疾病に適した献立づくりを習得
食環境栄養学科の学びは調理の基礎を学ぶことからスタートします。例えば包丁の持ち方から教わり、りんごの皮むきや大根のかつらむきなどの実技テストがありました。私は小さな頃から食事の用意をよく手伝っていたので料理はできましたが、調理の知識や経験が全くなくてもしっかり習うことができます。
実験や実習の授業では毎回レポートが課せられます。2年次は特に大変でしたが、質問すると先生が丁寧に教えてくださり、同じ班の学生に尋ねることもできるので、授業の進度に遅れることなくついていけました。各実験・実習で班分けされるので、様々なクラスメイトと話す機会ができ、自然と友人が増えていくのも嬉しかったです。
印象的だった授業は「疾病別栄養管理実習」です。「疾病別栄養管理論」で学んだ内容を生かしながら、4、5人のグループで疾病別に献立を作成して調理、評価まで行います。対象疾病によって食事に必要なエネルギーや栄養素量は異なります。それぞれに合った食事形態や禁忌食材などを考慮しながら献立を検討し、栄養素の数値がぴったりだった時はとても嬉しくなりました。この授業では、設定された朝食の内容を考慮しながら昼と夜の献立を作成し、1日分トータルの食事について考えます。対象疾病によってはとても難しくなかなかうまくいかないこともありましたが、グループのメンバー全員で意見を出し合いながら考えたメニューが最終的に料理として完成するので達成感がありました。これらの学びから、今では献立を見るだけで栄養素やおおよその数値の見当がつくようになりました。
臨地実習で行政の管理栄養士になる夢ができた
3年次に保健センターへ臨地実習に行きました。離乳食講座や減塩教室、検診などを見学し、各教室では調理にも参加させていただきました。教室は管理栄養士の方が一人で運営されており、新米ママさんの不安を取り除くような接し方や、高齢者の方にも分かりやすく伝える工夫など、しっかり考えられていました。皆さんが和気あいあいと会話されている様子や、参加者の方々が笑顔で帰っていく姿を見て、行政の管理栄養士に魅力を感じました。
4年次からは国家試験に向けてクラスメイトと切磋琢磨
管理栄養士国家試験は3月に実施されます。4年生になった今、授業はほとんどありませんが、毎日大学に行って国家試験対策の勉強をしています。試験勉強用に自由に使用できる教室が用意されていて、1限~4限の時間帯は先生が常駐しているので、すぐ質問することができます。月1回のペースで模擬試験が行われ、その成績順で教室の座席が決まるため、毎月席替えのような感覚で楽しく試験勉強に励むことができています。
また、4年次には国家試験対策講座が春期、夏期、冬期、試験直前に行われます。金城学院大学では国家試験対策に重点を置き、専門的な学びは3年間でほぼ終えます。他大学に比べると早くから国家試験対策が始まるため、金城生の模擬試験の平均点は全体的に高くなる傾向があるそうです。
市職員に内定! キャリア支援センターのサポートを利用
就職活動では、希望の就職先はありましたが、実際にエントリーするのは初めてのこと。どのように記入すべきか分からなかったので、キャリア支援センターに相談に行きました。面談の予約はスマートフォンから手軽に行えます。面談ではまず「将来、どのようになっていきたいのか」じっくり聞いてくださり、様々な選択肢があることを丁寧に説明していただきました。エントリーシートの添削や面接練習では基本的なことから詳しく教わり、まさに就活のプロだと実感! 面談ごとに担当者が代わりますが、内容はしっかり引き継がれていて、それぞれの視点からアドバイスをいただくことができました。実際の面接さながらの質疑応答を繰り返し練習したことは、大きな自信になりました。おかげで緊張することなく本番に臨め、希望だった市職員として内定をいただくことができました。
病気になる前にできること、予防の大切さを伝えていきたい
病院などの医療現場では管理栄養士は主に病気を進行させないことや身体の回復を考えると思いますが、私は病気になる前の段階から関わっていきたいと考えました。乳児から高齢者まで全ての年代の方に向けて病気を予防する大切さを伝え、良い影響を与えられるようになりたいです。今後も応用栄養学をはじめ、他分野についても学び続け、管理栄養士としての知識を向上させながら、地域の方々の健康増進に貢献していきたいです。
受験生へのメッセージ
金城学院大学はとても楽しい大学です。食環境栄養学科は他学科に比べて必修科目が多く、勉強も忙しいですが、同じ目標に向けて頑張る友人がたくさんできるので毎日楽しく通っています。食堂の日替わりメニューやケーキフェア、ナンフェア、毎日変わるキッチンカーの移動販売も楽しみの一つ。最近では朝食バイキングができたので、友人と時間を合わせて利用することもあります。金城にはたくさんの魅力があり、ここでしかできないこと、学べないこと、感じられないことがあります。それに思いやりがある温かい人ばかりです。有意義な学生生活を送ることができ、金城を選んで良かったです。