高校で学んだ小論文対策が
推薦入試に大いに役立ちました
中学生のころから、着物やお茶に興味を持ち始め、高校生の時に授業でいけばなを体験し面白かったこともあり、日本独自の文化を学びたいという思いが強くなりました。そうした観点で大学を調べてみると、金城には日本文学という枠にとらわれず、日本の文化を幅広く学べる日本語日本文化学科があり、他の大学にはない魅力を感じて、志望校を金城に絞りました。
私は一般公募制推薦入試を受験しましたが、推薦入試を選択した理由の一つは、「早く合格を決め、金城サポート奨学金を狙って一般入試(前期)にチャレンジしたい」という思いがあったこと。そしてもう一つの理由が、高校2年生から学校で小論文の対策講座を受けていたことです。受験を見据えて勉強してきたので、まずは小論文で受験できる推薦入試にチャレンジしてみようと思いました。小論文型の他にも適性検査型(2科目のマーク試験)も受験。日本語日本文化学科は、国語と英語の2科目でした。2科目だけでしたので、集中的に勉強しました。結果が出るまでは不安でしたが、どちらも合格することができました!
受験勉強は放課後に
的確な指摘で力が伸ばせます
私は学校での放課後を中心に、受験勉強をしてきました。夜7時頃までみっちり勉強。自宅で勉強するよりも、先生が近くで常にアドバイスを受けられる環境はとても心強く、一人の先生に集中的に教えていただくことで迷いもなくなります。そして、自分の力量を的確に見極めるのはやはり先生。小論文では入試の過去問題を中心に書いたものをチェックしていただき、文章表現の間違いや解釈の違いを指摘していただきました。この繰り返しでずいぶん力がついたと思います。
科目試験に向けては、参考書をあれこれ欲張るのではなく一つに絞りました。これも迷いをなくすために大切なこと。また、過去問題への取り組みは、日本語日本文化学科の出題傾向を調べる上で大いに役立ちました。過去問題を解くことで自分の力が早めに分かるので、間違えた部分を中心に対策をするのがいいと思います。金城以外の大学の過去問題も力試しとしてチャレンジ。対応の幅を広げる意味でも価値があると思います。
金城のオープンキャンパスでは、7月8日(日)に小論文対策講座、8月11日(土)に国語・英語・化学対策講座(公募制推薦用)が開講されます。残念ながら私は高校生の時、参加できなかったのですが、推薦入試を考えている人は絶対参加するべきです。人気の小論文講師や河合塾の講師が傾向や勉強方法を詳しく教えてくれます。もちろん金城の受験に即した情報が収集できるのは言うまでもありません。私もこれに参加していれば、もう少し苦労せずに受験勉強ができたかな(笑)と思います。
将来の夢を叶える充実の毎日
皆さんも金城を
確かめに来てください
日本語日本文化学科は、多彩な日本文化に触れられるのが魅力ですね。2年生になり、さらに日本の文化を深く追求していきます。私はオノマトペ(擬態語擬音語・例えばビリビリ(紙が破れる音)キラキラ(光・輝き)など)を研究するゼミに入りました。ここでは私が興味を持っている、さまざまな名前の由来(例えば自分の名前や地名など)についても研究します。時代や地方によって使われ方が大きく異なる言葉のルーツを探り、名前の由来を見つけ出すことに今からワクワクしています。
大学以外では、アルバイトでナゴヤドームのビールの売り子をやっています。一日で120杯売ったこともありますよ!金城生の仲間もいて楽しいです。コミュニケーションが好きだけど人見知り、という自分をもっと積極的にするためにも、がんばっています。
将来についてはまだ模索中ですが、出版社や広告制作会社で文章を書く仕事や、新聞社やテレビ局などマスコミ関係で働きたいという思いがおぼろげながら浮かんでいます。日文キャリア(※)の授業で、テレビ局に就職した先輩が、企画した番組でCMを獲得するために、企業に提案する面白さを語っていて、とても興味が湧きました。私はおとなしく見られがちですが、コミュニケーションをとることが好きなので、外へ出て人と向き合う仕事がしたいですね。新たな人との出会いから、異なる価値観を知ることができるのも面白いと思います。
高校は共学だったので、入学前は「女子大に上手くなじめるかな」と不安もありましたが、みんなやさしくすぐ仲良くなれて、1年を過ごして不安はまったくなくなりました。すごくカジュアルな大学だと思います。オープンキャンパスに参加して、その雰囲気をぜひ実感してください。
※日文キャリア:多様な分野で活躍する本学科の卒業生から、仕事の魅力や就職活動の経験をお話しします。
- 受験勉強を支えてくれたアイテム
使い込んだ参考書と先生からいただいた合格祈願鉛筆
私は参考書を一つに絞って集中的に勉強していました。何度も読み込んでぼろぼろになり、マーカーでの書き込みもびっしり。分厚いページの隅から隅まで使い込みました。本当に頼もしい相棒でした。合格できたのは、学校の先生とこの参考書のお陰だったと思っています。
もう一つは、太宰府天満宮の合格祈願鉛筆です。これは高校の担任の先生がクラス全員分を太宰府天満宮まで出かけて購入!お守りとして受験の時はもちろん、今でも大切にしています。ここまでしていただける先生がいて、とても幸せな生徒だったと思います!
オープンキャンパスで推薦入試対策講座を開催
7月8日(日)第1回のオープンキャンパスで、一般公募制推薦入試[小論文型]を考えている人に好評なのがこの講座。手強い小論文の書き方のポイントを、プロ講師がわかりやすく解説してくれます。「これを聞いて合格した」という人もたくさんいるとうわさの人気講座です。 また8月11日(土)第2回のオープンキャンパスでは、国語・英語・化学対策講座(公募制推薦用)を実施します。こちらにもぜひご参加を!!
掲載の内容は取材当時のものです。