小学生から英語を学んで海外へ!

長期留学で分かった
世界の広さと文化の違い
一歩目は相手を
理解することから!

文学部 英語英米文化学科 3年
橋詰和花さん(愛知県 名城大学附属高等学校出身)が紹介!

文学部 英語英米文化学科 3年 橋詰和花さん(愛知県 名城大学付属高等学校出身)文学部
英語英米文化学科 3年
橋詰和花さん(愛知県 名城大学附属高等学校出身)

子どものころから
興味を持っていた英米文化
その面白さを広く伝えたい

小学生のときから英会話スクールに通っていたので、子どもなりに海外の文化や習慣にとても興味がありました。特に中学生でカナダ、高校生でオーストラリアでのホームステイを体験したことにより、英米文化をより詳しく知りたいという気持ちに目覚め、もっと長期間の留学を希望するようになりました。
そんな私が注目したのが、英語英米文化学科に設けられた「キッズ・イングリッシュ・プログラム」。子どものころから英語に親しんでいた私にとって、同じような年頃の小学生や幼児への英語教育を学べること、「小学校英語指導者資格(J-SHINE)※」の取得を目指せることは、大学選びの大きな決め手となりました。さらに、1年間留学しても4年間で卒業できるシステムは、長期留学を希望していた私にとって願ってもないことでした。
将来についてはまだ明確に決めていませんが、今は英語の教職免許の取得を目指しています。英語教師として、またそうでない職業であっても、常に人や海外と関われる職業に就きたいですね。
※現 小学校英語準認定指導者資格

文学部 英語英米文化学科 3年 橋詰和花さん(愛知県 名城大学附属高等学校出身)ランゲージパートナーとボーリングをした時のスナップ。

寮生活が教えてくれた
異文化への驚きと
誰かのためを思って
行動する意識

さあ、長期留学!となって選んだのは、アメリカのネブラスカ大学。アメリカのど真ん中にある大いなる田舎です。アメリカ人は「ネブラスカには牛とコーンしかない」と言うくらい(笑)。でも、いつでも行ける都会ではなく田舎だからこそ、その土地ならではの文化が体験でき、勉強にも集中できると考えたのです。 大学近くのガソリンスタンドにはコンビニも併設され、チェーン店のレストランなどもあり、そもそも大学内の寮で暮らしていたので、学内のショップで大抵のものは揃えることができ不便は感じませんでした。寮生活が中心だからか、スポーツをはじめとしたイベントも多く開催され、学生同士の団結力はとても強かったですね。
でも、国ごとの文化の違いを感じたのも寮生活でした。はじめてのルームメイトはオマーン出身で、私の日常とは多くの点で違いました。専用マットを敷いて聖地に向かい礼拝したり、食事も独特だったり。慣れないこともありましたが、これまで知らなかったイスラム教を身近に感じることができ、「雨の日は良いことがあるからお祈りをする」という、オマーンの素敵な風習も知りました。
留学先では現地の学生や先生、寮の方々に大変お世話になりました。知らない場所でのストレスを消化しながら生活を続けることができたのは、周りの方々の支えがあったから。日本にいる家族の大切さも改めて知りました。「誰かのために理解力を持って行動する」ことを身をもって知り、今後の自分に生かしていきたいと思いました。

文学部 英語英米文化学科 3年 橋詰和花さん(愛知県 名城大学附属高等学校出身)

海外への接点を見つけるなら
KINGを訪ねてほしい

学内で国際交流の場を探していた私が出会ったのが、国際交流サポーターズKING。普通に大学に通っているだけでは交流する機会が少ない留学生と知り合うことができ、一年生の頃から積極的にイベントに参加していました。今ではコアメンバーの一人として、より積極的に関わっています。
KINGは金城へ来た留学生と日本人学生を繋ぐ場。例えば、週1回の交流ランチや運動会などのイベントなどを企画・運営しています。留学に興味のある人は、留学経験者の先輩との接点ができるチャンス。入学したら一度、毎月行っているKINGのイベントに出かけてください。慣れない人でも大丈夫。私たちの方から積極的に話しかけますし、そのうち自分から声がかけられるようになります。そして、自分の心を開きつつ相手のことも理解しようとしてください。相手に何かを求めるのではなく、相手が求めていることを考えて自ら行動する。そのほうが断然交流の輪が広がります。国際交流に限らず、人と人のつながりを育んでいく上でとても大切なことだと思います。
とにかく、金城に入ったらまず私たちKINGのメンバーに声をかけてください。きっと世界が広がりますよ!
※KING:Kinjo International Girls

思い出のアイテム
思い出のアイテム 留学先の大学のグッズ

留学先の大学ロゴ入りTシャツ。
友人との会話や風景が浮かんできます。

大切な宝物はネブラスカ大学グッズのひとつ、Tシャツです。大学カラーのブルーやグレーの生地にLOPERSや、UNK(University of Nebraska Kearney)といったロゴが入ったウェアは現地の学生がよく着ていました。私も同じようにこのTシャツを着て授業に出席したり、 学内のジムにもよく通いました。特にジムに行ったときには現地でできた友人とよくおしゃべりをしたり、いろいろな気分転換をしていたので、このTシャツを見るたびに留学中の生活を思い出します。

キッズ・イングリッシュ・プログラムとは

子どもに効果的に英語を教える方法を学びます。英語教育の理論や指導法を習得し、模擬レッスンの体験を経て、幼稚園や小学校、英会話スクールでの教育実習に参加することができます。また、尾張旭市との連携協定により保育園での英語のレッスンも担当するなど、実践の場が広がっています。本学では「小学校英語指導者資格」(J-SHINE〈ジェイ・シャイン〉)※の取得が可能です。公立小学校5・6年生の外国語活動の必修化により、名古屋市の小学校では英語アシスタントの求人も多数あります。
※現 小学校英語準認定指導者資格

TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)とは

掲載の内容は取材当時のものです。