知らなかった自分が見つかる!

KITへの参加が
殻を破るきっかけ
視野が大きく広がった!

国際情報学部 国際情報学科メディアスタディーズコース 3年
荒木美穂さん(三重県 津商業高等学校出身)が紹介!

国際情報学部 国際情報学科メディアスタディーズコース 3年 荒木美穂さん(三重県 津商業高等学校出身)
国際情報学部
国際情報学科
メディアスタディーズコース 3年
荒木美穂さん(三重県 津商業高等学校出身)

ものづくりへの思いと
情報処理への探求心
金城ならどちらも視野に入る

子どものころから美術や図工が大好きだった私は、自分が作ったもので人を喜ばせることがとても楽しく、次第に映像表現や広告といった分野にも興味を抱いていきました。そんな私ですが高校は商業高校へ進学。3年生のとき「情報処理検定 ビジネス情報部門1級」を取得したことから、情報処理の分野をもっと勉強したい、深く追求したいという思いも芽生えました。ものづくりと情報処理は一見まったく異なる分野ですし、大学を選ぶときはまだ、自分の将来について明確な方向性を決めていませんでした。しかし、金城のオープンキャンパスに参加し、スタジオで番組制作を模擬体験したり、詳しい説明を聞くうちに国際情報学科メディアスタディーズコースなら、そういった思いを受け止めてくれて幅広く学べる、と確信。学びの内容だけでなく新しい校舎、整った設備、さらに高い就職率も大きな決め手となり入学を決意しました。
入学後は1年次に参加したKIT(※)でロサンゼルス(ユニバーサルスタジオ)での映画制作プログラムを経験。作品づくりの楽しさや、仲間と協力して完成させたときの喜びは何ものにも変え難く、映像系のゼミに興味を持ち参加することに。そこでプロジェクションマッピングに出会い、自分たちで制作することになったのです。KITは私の目を醒まし、新たな風景を見せてくれた大きなターニングポイントだったと言えます。
※KIT(Kinjo International Training):1年次に全員が参加する体験型海外研修。

国際情報学部 国際情報学科メディアスタディーズコース 3年 荒木美穂さん(三重県 津商業高等学校出身)
あいち小児保健医療総合センターで上映した
プロジェクションマッピング

ゼミでの取り組みを
プロジェクション
マッピングにして
子どもたちに届ける

見たことはあっても、制作についてはまったく分からなかったプロジェクションマッピング。完成までに3ヶ月以上かかりました。大変だったのは、ゼロからストーリーを考えることです。上映する場所はあいち小児保健医療総合センターで、対象となる子どもたちが、興味をもって観てくれる内容にするのに苦労しました。ストーリー構築から始まり、イラストを描いたり投影用の家型パネル作成を担当するメンバー、特殊なプロジェクションマッピング用のソフトを駆使して動きを追求するメンバーなど、一人ひとりが得意とする技術や知識を結集し、一丸となって取り組みました。
私たちが制作したのは、サンタクロースが困難な状況を乗り越えて、主人公の小さな女の子にプレゼントを届けるといったストーリーでした。上映中は実際に映し出されている映像に触れようと、画面に向かって歩き出す子どもがいました。こちらに入院している患者さんの中には、病気のために外出もままならない子どももいるので、クリスマスのお話を届けることができて、とても嬉しかったですね。
このゼミで私はゼミ長をやっています。強いリーダーシップでぐいぐい引っ張っていくやり方が苦手な私は、フラットな人間関係を築き、できるだけみんなの声に耳を傾けてまとめ役に徹します。こちらから決めつけることもありません。私にとって提案できる雰囲気、話し合いができる場の空気づくりこそが、ゼミ長の仕事。自分ならではのやり方が分かったことも大きな収穫ですね。

国際情報学部 国際情報学科メディアスタディーズコース 3年 荒木美穂さん(三重県 津商業高等学校出身)

大切なのはチームワーク
活かせる企業と仕事を
探しはじめる

私がものづくりを素敵だと思う理由の一つに、大勢の人が協力して作り上げる素晴らしさがあります。これは今後私が就職先を選ぶときの大きなポイントと言えるでしょう。チームワークを発揮して取り組める業種、環境が私の理想なのです。これはKITを経験し、ゼミでプロジェクションマッピングを制作してきた過程で、最も感じたこと。具体的な将来像はまだ固まっていませんが、できれば映像やインターネットを含めたメディア系や広告代理店などが、自分のイメージに近いと考えています。しかし、選ぶときには業務内容だけでなく、企業理念や社風、そこで働いている人をしっかり見極めて、自分が心から共感できる仕事に就きたいですね。
また、私は津市から片道2時間半ほどかけて通学しています。最初は大変だと思う気持ちが勝っていましたが、いまではいかに有効な時間にするかを考えて、勉強をしたり授業の準備をする時間に使っています。こうした状況は意外と集中でき、望んでも得難い状況なので、遠距離通学にも十分価値があると思います。
大学に入って視野が広がったのは間違いありません。特に冒頭で話したKITへの参加は、金城だからこそできた挑戦だったと思います。こうした環境が予め用意されている金城は、自分の成長を一段も二段も早めてくれる絶好の環境。いろいろなことで迷っている人も多いと思いますが、金城についてもっと知ってください。知れば知るほど、視界がクリアになりますよ!

大学生活をを支えてくれるアイテム
大学生活をを支えてくれるアイテム

授業でもKITでも愛用のノートパソコンが大切な相棒

一つ目は入学時に購入したノートパソコン。KITでアメリカにいったときも、授業やプロジェクションマッピングの制作でも大活躍しました。キーボードは自分が好きなピンクにカスタマイズしています。もう一つはKITでの映画制作プログラムの修了時にいただいた修了証。これを経験したからこそ今がある、と言っても過言ではありません。

多彩な情報分野のリーダーを育てます

マスコミや広告業界で働く力、Webデザイン・ゲームソフト制作・プログラミングなどの技術を活用する力、自ら情報を創造して発信する力を養成。メディア社会をリードする各分野のスペシャリストとして、より豊かな社会を築くことのできる人材を育てます。
また、全員参加の体験型海外研修「KIT」、協調型リーダーシップを磨く「WLI」、情報機器の活用能力を習得する「ICT」、コミュニケーションの“道具”としての実用英語を身につける「EIC」など、社会人として通用する基礎力を養うために、特色ある学びを用意しています。

2つのコースで進路に直結する専門性を養います

掲載の内容は取材当時のものです。