山口県から金城へ

奨学金のサポートで
大好きな日本文化を
探求しています!

文学部 日本語日本文化学科 2年
藤井絢子さん(山口県 徳山高等学校出身)が紹介!

文学部 日本語日本文化学科 2年 藤井絢子さん(山口県 徳山高等学校出身)文学部
日本語日本文化学科 2年
藤井絢子さん(山口県 徳山高等学校出身)

日本文化を学ぶために
山口県から金城へ
決め手は金城サポート奨学金

小学生の頃から書道が大好きで、高校では書道部に所属していました。高校に進学した当時は、大好きな祖父母が農業を営んでいる影響で、「農学部に進学したいなあ」という思いがおぼろげにありました。しかし、理系志望でありながら、数学がとても苦手(生物は得意なのですが・・・)という状況を見ていた塾の先生に、「好きなことが生かせる進路を考えたらどうか?」とアドバイスをいただき、文系に方向転換することにしました。
書道に限らず日本文化にはとても興味があり、全国の大学を調べていくうちに、書道も学ぶことができる金城の日本語日本文化学科を発見し情報を収集。山口県在住の私は、金城についてまったく知りませんでしたが、とても魅力を感じるようになりました。
進路について、父は私に任せてくれていたのですが、母はとても心配していたので、それとなく伝えることはあっても、自分から強く言うことはありませんでした。しかし、母は日本語日本文化学科の内容や金城サポート奨学金について調べていたようで、「金城はあなたがやりたいことができる大学だから」と、金城サポート奨学金の給付を条件に、金城への進学を承諾してくれました。

文学部 日本語日本文化学科 2年 藤井絢子さん(山口県 徳山高等学校出身)

好きなことが学べる歓び
これからの
幅広い学びに興味津々

「好きなことを学びたい」という思いを親に理解してもらい金城を選んだ私にとって、国公立大学並みの学費で負担を軽減できる金城サポート奨学金の給付は、合格とともに絶対に逃すことのできないものでした。
試験対策としては、センター試験対策で基本を身につけ、赤本を使い金城の入試問題に慣れるという方法をとりました。金城の一般入試では得意科目である生物基礎を選択したので、取りこぼしのないように力を入れたのは言うまでもありません。
その結果、無事合格し、奨学金給付対象者にも選ばれました。他にも近隣の国公立、私立大学を複数受験し合格しましたが、私にとってベストの選択は金城!山口県から名古屋へ、自分の大好きな分野を学ぶためにやってきました。
面白いエピソードがあります。入学して間もないころ、教室で方言について隣の席の子と話していると、前の席の子が振り向いて「あなたも山口県民?」と声をかけてきたのです。話を聞くと彼女も山口県出身で、さらに弟さんと私が通っていた高校が同じという偶然。愛知県の大学に進学して、遠く離れた山口県民に出会えるとは思っていなかったので、金城の学生の幅広さに驚きました。
もともと書道や着物、歌舞伎、能、狂言といった古典芸能などに興味があって、日本語日本文化学科を選んだので、今の学びにはとても満足しています。さらに、これまで知らなかった領域にもどんどん広がっていくので、これからがさらに楽しみです!

文学部 日本語日本文化学科 2年 藤井絢子さん(山口県 徳山高等学校出身)
学園祭のステージで、日本舞踊部の発表を行いました。写真中央が私です。

クラブ活動は日本舞踊
日本の心を極めて
将来はそれを伝える側に

クラブ活動として日本舞踊部に所属しています。金城について調べていたときに、目に留まったもののひとつです。入学後は早速入部し、日本舞踊の所作を学んでいます。踊りだけでなく着付けから学べるのも、日本文化への理解を深めたい私にとって、とてもうれしい点ですね。さらに日本舞踊は腰を落としてきれいな姿勢を保ったり、すり足で歩いたりと普段の生活では使わない筋肉を使うので、意外に大変だと思いました。
こうして学びもクラブ活動も日本文化を中心に回っている私ですが、アルバイトの一つとして神社の巫女さんもしています。お守りの授与や境内の清掃、ご祈祷の準備などが主な仕事。母に勧められて始めたのですが、貴重な経験になっています。
将来については地元で仕事に就きたいと思っています。高校の書道科と国語科の教員免許を取得するつもりなので、先生という選択肢もそのひとつです。将来は日本の文化を伝えるような仕事ができたらいいですね。
大学はすべて自分次第です。他の人がお膳立てしてくれるわけではありません。途中に苦しいこともあるでしょう。私は良いこと悪いことに一喜一憂するのではなく、常に平常心を心がけることで乗り越えてきました。皆さんも自分がやってきたことに、誰よりも自信を持って最後まで頑張ってください!

思い出のアイテム
思い出のアイテム

一つひとつが受験を支えてくれた大切なもの!

真ん中に写っているのは金城の赤本ですが、受験する大学すべての赤本で勉強しました。やはり大学ごとの特徴がわかる赤本は重宝しますね。
実際の試験で活躍したのはこの鉛筆。マークシート方式の試験で使いました。無地の軸で折れにくく、減りにくくて書きやすいという、試験にぴったりの鉛筆。これは今でも使っています。そして使い捨てカイロも試験になくてはならないもののひとつでした。
後方は生物基礎のプリント。得意科目で確実に得点するために、基本的な知識の確認に使いました。
そしてここには写っていませんが、大好きな祖父母がくれた島根県の太皷谷稲成神社のお守りは、心の支えになりました。

日本語日本文化学科の学びについて

文化・文学・言語の探究を通して広い教養と深い知性を養い、日本語運用能力や情報活用能力も身につけるのが、日本語日本文化学科です。思想や美術、古典から現代のポップカルチャーまで、各時代の文化・文学・芸術をじっくり研究。日本人の感性を読み解き、思考力と分析力を養います。さらに、日本の伝統文化を代表する茶道・いけばな・狂言・お香など、各界の第一人者から直接その作法と精神を学び教養を深めます。
また、就職支援のために本学科独自の「キャリア・リテラシー科目群」を開講。1年次から就職に向けて視野を広げ、IT活用スキルなどを身につけられるもの特徴です。

日本語日本文化学科について

掲載の内容は取材当時のものです。