文学部 英語英米文化学科 3年
横田咲季さん(愛知県 愛知工業大学名電高等学校出身)
部活一筋から
英語英米文化学科へ
オープンキャンパスでの
リアルな声が決め手
私は2歳頃から英会話教室に通っていたので、英語にふれる機会は多かったですね。ですから中学校・高校とも英語は得意科目で、海外への興味も持っていました。しかし、高校時代は全国大会に何度も出場する吹奏楽部に所属し、部活一筋の毎日。それでも大学受験を控えた3年生の夏休みには、部活の合間を縫っていくつかのオープンキャンパスに足を運びました。
金城学院大学もそのひとつ。母が金城出身で、とても良い大学だと聞いていたのですが、実際に訪れてみるとそれが実感できました。特に、英語英米文化学科の先輩や先生が、切磋琢磨できる整った環境で英語の勉強ができること、留学制度やプログラムの充実ぶり、さらに就職活動への支援が手厚いことなどを、親身になって話してくださり、ここしかない!と思いました。
大学や学部・学科を選ぶときは、オープンキャンパスに出かけて、直に話を聞くことを強くお勧めします。明らかに印象が変わりますし、固定観念が覆るといっても過言ではないと思います。
女子校を経験していない私にとって、金城への進学は不安もありましたが、入学から3年が経った今では、そんな気持ちはまったくありません。みんな優しく、接しやすい子ばかりです。他愛もない話題で盛り上がったり、試験や就職活動について真剣に話したり。こんな友人がたくさんいることを幸せに思います。
金城生第一号となる留学先へ
自立を目指して
一人で切り拓く
大学まで留学経験がなかったこともあり、入学後もしばらくはそれほど興味が湧きませんでした。しかし、留学を決意する同級生が現れると焦りを感じるようになり、気が付いたときには自分も留学を目標に勉強をしていました。
留学先を決める際に、私が希望していた国はカナダでした。そこで国際交流センター(※)に相談したところ、「明日、カナダの新しい協定校が発表になる」と告げられました。まさかの展開にびっくり。もしその大学に留学が決まれば、金城からは初めての留学生として、たった1人で渡航することになります。不安はありましたが、これこそ自立できるチャンスだと考えて決意。カナダのセント・メアリーズ大学に約1年間、留学することになりました。これに先立ち3ヶ月ほど前からセミナーなどに参加し、入念に準備しました。
留学先での前半は大学内にある語学学校からスタート。世界各国からの留学生と一緒に英語を学び、異文化交流もしました。セント・メアリーズ大学は留学生の受け入れに慣れていて、語学学校の先生方がとても優しかったのが印象に残っています。
後半は大学の学生として、現地の学生と同じ教室で授業を受けました。英語を母国語としている学生が多く、始めは先生が話している内容を理解することだけで精一杯。どうしても遅れを取ってしまいがちでした。そのため、分からないところがあれば、できるだけ周りの学生や先生に聞くようにしました。とにかく人の輪を広げたいと思っていたので、自ら初対面の人に話しかけたり、イベントに参加したりと、積極的に働きかけることを心掛けたのです。この挑戦する姿勢、積極性は今後社会に出てもきっと役立ってくれるはずです。
※留学経験を持つスタッフが、国際交流や留学、語学研修について幅広く、丁寧にサポートする、キャンパスにある“世界への扉”。
国際交流センターWebサイトはこちら →
英語の学びに誇りを持ち
成長のために
切磋琢磨する仲間がいる
英語英米文化学科の一番の特徴は、多くの学生が自分の学科に誇りを持っていること。授業数が多く課題や試験に向けての学習も大変ですが、それらが自分の成長に繋がっているのが目に見えるからです。私はTOEICのスコアが入学直前よりも300点以上アップしました。結果が数字として出ることで、自分自身のモチベーションも上がります。
英語英米文化学科には3つのプログラム(※)があり、私はその中の1つ、エアラインプログラムを受講しています。英語だけではなく、美しい所作やマナー、ホスピタリティについても学ぶことができ、将来にわたって生かせる内容が多くあります。プログラムには意識の高い学生が集まっているので、試験期間は一緒に勉強をしてお互いを高めあうことができます。
英語に携わる職業に就くことが幼いころからの私の夢。具体的な職種は決まっていませんが、航空業界や商社を中心に、英語を通して誰かの役に立つ仕事ができたらと思っています。1年間の留学を経て、その想いはいっそう強くなりました。留学は自分をひと回りもふた回りも成長させてくれる大きなチャンスです。留学先で自分の英語力の低さに落ち込んだり、文化や価値観の違いに悩まされても、その経験が自分を成長させるきっかけになったと実感するときが必ずやってきます。迷ったらまずは国際交流センターへ足を運んでください。オープンキャンパスでも、スタッフと相談できるブースがありますよ。
※英語スペシャリスト養成プログラム、エアラインプログラム、キッズ・イングリッシュ・プログラム
- 海外留学・思い出のアイテム
かわいいハスキー犬が、充実した留学の証しです!
語学学校の卒業時に、全学生の中で数名のみが表彰される‟Most Outstanding Student”に選んでいただきました。写真はそのときにいただいた賞状と、セント・メアリーズ大学のマスコットキャラクターであるハスキー犬のぬいぐるみです。留学中に頑張った証しとして、最も思い出に残るアイテムですね。
もう一つ、留学中に毎日書いていた日記が宝物です。三日坊主になりがちな私ですが、これだけは続けることができました。これからも壁にぶつかったときや、悩んだときは、当時を振り返ってきっと読み返すでしょう。書き続けた甲斐があったと思います。
英語のすべてを学び、英語で世界を広げていける人に。
少人数・習熟度別授業で高度な英語運用能力を養成。英語圏の文化も研究するのが英語英米文化学科です。4年間にわたり英語コミュニケーション能力向上のための授業を履修し、その一つとして、本学科の学生は全員が年2回TOEICを受験。独自の英語統合カリキュラムでTOEIC L&R800点以上を目指し、英語スペシャリスト養成プログラムでは多数の学生が900点以上に達します。英語スキル系の授業は習熟度別の少人数クラスで開講しているので、個々のレベルに応じて着実に力を伸ばすことができます。また、留学費用を全額サポートする通訳翻訳留学プログラムも用意しています。
この学科では、英語圏の言語と文化を専門的に学んでいく中で、広い教養と柔軟な思考力が養われます。これらの力を手にして、世界に羽ばたく女性を目指しませんか?
掲載の内容は取材当時のものです。