引っ込み思案の私が委員長に

委員長を
経験したことで
視野が広がり
成長できました!

生活環境学部 生活マネジメント学科 3年
林ちえりさんが紹介!

生活環境学部 生活マネジメント学科 3年 林ちえりさん生活環境学部 
生活マネジメント学科 3年
林ちえりさん

キャンパスの
空気に触れて金城に即決!

家庭科は生活をする上で役立つことがたくさんありますので、毎回授業がとても楽しみでした。そんな気持ちで家庭科を学ぶうちに、「この楽しさを自分で伝えたい」と思うようになりました。そして高校生のころには、家庭科の教師をめざすようになっていました。
家庭科教師の資格が取得できる大学を調べて、あれこれ悩んでいた高校3年生の夏に、金城のオープンキャンパスに参加しました。私は実際にキャンパスの空気に触れてみることで、ここに通いたいと思えるかどうかを大学選びの基準に置いており、金城はまさにぴったりでした。当時はコロナ禍の前でイベントも盛りだくさん。なかでもキャンパスツアーは私の希望を叶えてくれるイベントでした。また、学科紹介では担当の先生がとても優しく私の質問に答えてくださり、学びの面からもぜひ金城で学びたい、と即決しました。
私が生活マネジメント学科を選んだ理由は一つではありません。家庭科の免許に加え、現代の生活に不可欠な、情報関連の免許も取得できるからです。生活マネジメント学科は、消費分野を主に学ぶため、生活する上で有益な知識を身につけられます。私はインターネットでのトラブルを始めとする身近にある危険を伝え、防止する取り組みをしたいと考えており、そのためにも情報関連の知識を身に付けていこうと思っています。

生活環境学部 生活マネジメント学科 3年 林ちえりさん 金城祭の宣伝のためにTV取材を受けました

みんなと一緒に
金城祭を作り上げたい

入学してサークル選びをしている時、キャリア開発の授業内で大学祭実行委員会の先輩による、サークルのプレゼンテーションが開催されました。委員会ではそれぞれの役割によって構成された部局と呼ばれるチームがあり、金城祭の企画から運営まですべてを自分たちで行っていて、そこでスタッフがイキイキと活動している様子などが紹介されました。そのプレゼンテーションの内容に惹かれたのはもちろんですが、話をしている先輩の姿を見て、私も入部して一緒に金城祭を作り上げたい!と思ったのです。
入部してからは「プリンセス金城」というミスコンテストを運営する部局に所属し、さまざまな活動をしてきました。とても華やかなイベントで、候補者の方々と一緒に舞台を作っていく感覚は、他では代えがたいものがあります。ですから、委員長になって直接の関わりがなくなった今でも、ひときわ思い入れがあるイベントですね。
委員長になった経緯は、先輩からの推薦です。どちらかと言えば引っ込み思案の私ですが、何事も経験してみないとわからない、と考えて引き受けることにしました。頼りになる副部長と、二人の補佐に支えられて頑張っています。 委員長として活動する上で大切にしていることは、時間を有効に使うこと。入部して間もないころの私は、指示を待ち続けて大切な時間を無駄にしてしまうことがよくありました。ですから、後輩には時間を有効に使ってもらうことで、活動に来た意味を感じてほしいという思いから、各部局長に部員を適切に配置し、バランス良く仕事を配分してもらえるようにしています。
10月の金城祭に向けて4月から少しずつ活動してきましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で、例年と異なっている点がたくさんあります。感染症対策は最重要課題で、はじめは私一人で悩んでいたのですが、各部局に打診してアイデアを出してもらい、しっかりと対策ができたと思います。
こうした委員長としての活動と授業の両立は大変ですが、私は授業も大切にしたいので、課題が出たらなるべく早めに終わらせることを意識したり、すきま時間を有効に活用するようにしています。委員長の仕事が大変になってきたら、周りのメンバーに仕事を手伝ってもらうこともあります。そのかわり手伝ってもらったメンバーが大変なときは助けるということを意識しています。

生活環境学部 生活マネジメント学科 3年 林ちえりさん

充実した表情で、
忙しく走り回る
実行委員を見て!

委員長として学んだのはコミュニケーションの大切さ。テスト前などは忙しくて活動に手が回らず、連携がうまく取れないこともありますが、「大変だから」の一言でまとめるのではなく、周りに対して自分の状況や、優先順位などを細かく話すことで分かり合えることがあると思います。
そんな協調性と同時にリーダーシップも大切です。何が起こっても冷静に判断しなければなりません。正直なところ、サークルに入らなければ抱えなかった悩みもありましたし、委員長の立場が辛かったこともありました。これまで、まとめ役をすることがなかった私が初めて経験する試練だったかもしれません。しかし、その分視野が大きく広がり、成長することができました。そのおかげで今は、100人近くの部員を統率してきた経験を踏まえた自信があります。
今年の金城祭は、コロナ禍のためできることは限られていましたが、私たちが感染症対策を行った上で、その中でどうしたら楽しんでいただけるかを考え抜きました。ご来場いただけた方々には、それを見て、感じていただけていたら嬉しいです。
また、来年ご来場される高校生の方々には、大学生活ならではの楽しさを感じていただきたいですね。そしてイベントだけではなく、活動している実行委員を見てほしいと思います。写真のようなお揃いのTシャツを着て、充実した表情でキャンパス内を忙しく走り回っているはずですから。
大学生になると行動範囲がとても広くなりますし、いろんなことが経験できるので、視野も広がると思います。受験生の間は辛いこともたくさんあるかもしれませんが、頑張れば楽しいことが待っています。金城祭のように明るく、華やかなキャンパスライフを一緒に過ごしましょう!

今後の開催イベントの予定

12/11(土)10:00~14:30 河合塾講師による「入試直前対策講座」

掲載の内容は取材当時のものです。