声楽を極めた上で
幅広く学び
自分にふさわしい未来を目指す
幼稚園の頃からピアノを習っており、ずっと音楽と一緒だったので高校進学時は音楽科のある高校も視野に入れていました。そうした時期に参加した高校の体験入学で、楽器を使わず声だけで表現する声楽に出会い、「私が音楽に求めていたのはこれだ!」と、すっかり魅了されてしまったのです。しかし、当時は音楽の先生になるという目標があり、教職を目指す場合の大学受験は実技より一般科目が重視されると聞いていたため、高校は普通科を選択しました。
そして高校3年生になり、推薦入試のための志望理由書を書いている時のことです。自分が目指しているのは本当に先生なのだろうか、という疑問が浮かびました。やはり、体験入学の時に感動した声楽を学びたい、さらに音楽以外にも幅広く見聞を広めたいという思いが湧き上がってきました。
金城の音楽芸術学科は先生を目指していた頃から注目していました。声楽をはじめとする音楽の学びを深められる専門科目に加え、「キャリア開発」や「キリスト教学」といった共通教育科目があり、総合大学ならではの幅広い分野を学べることがとても魅力的で、将来も様々な進路が考えられる金城が、自分に最もふさわしいと考えて入学を決意しました。
入学してからは、共通教育科目で多彩な科目を履修中です。その理由は大学4年間は声楽をしっかり学び、その後はインフラ、不動産、マスコミ、広告といった、地元一般企業への就職を考えているからです。その一環として現在「経営学」を学んでおり、さらに「心理学」も履修する予定です。音楽芸術学科に所属しながら様々な進路に対応できる共通教育科目は、私の頼もしい味方です。
音楽芸術学科には個性豊かな学生が集まっています。一人ひとり考え方が異なり、それを堂々と発言している姿を見ていると、毎日多くの刺激を受けます。自分にないものをみんなが持っており、良いと思ったところをどんどん吸収し自分の力にできるところが、音楽芸術学科で学ぶ面白さだと思います。
充実していると思う時は、やはり毎週ある声楽のレッスンです。一週間たくさん練習して、次のレッスンに反映し改善する、その繰り返しで気が付けば半期が終わっているという印象です。長いと思っていた4年間ですが、折り返し地点を過ぎたと思うと、ここまでの充実した時間を嬉しく感じると共に、残り1年半となった学生生活が名残惜しくてたまりません。
私には心の支えになっている言葉があります。1年生で履修した「音楽芸術学」の授業で、担当の先生が「声楽はひたすら我慢です。続けていれば、ある日突然芽が出ます。どうかその時まで頑張ってください」とお話されました。当時はあまりピンときませんでしたが、いつもは正しいかどうか判断できず、先生に尋ねてようやく理解できていた発声が、突然自分で判断できるようになったことがありました。この時、先生がおっしゃったことを実感し、その後は思うような結果が出ない時も、挫折しそうになった時も、地道な努力を続ければいつか成果が出ると信じてここまでやってきました。あの時先生の言葉を聞いたからこそ今の自分があると思っています。
オープンキャンパスなら
金城がしっかりわかる
進路に関するヒントが見つかる
7月と8月のオープンキャンパスに学生スタッフとして参加しました。4月には学科サポートとして新入生の履修登録のお手伝いもしました。
私の役割は、来場者に音楽芸術学科を紹介し、質問にお答えすることです。ピアノ・声楽・管楽器のコースごとに担当が分かれているので、専門的なこともじっくりお話しできます。学科の先生がカリキュラムの内容を説明する際には同席し、学生ならではの目線で補足することもあります。このように先生だけでなく、学生の話も聞ける機会も設けられているのが、金城のオープンキャンパスの良いところだと思います。
7月のオープンキャンパスは学生スタッフとして初めての参加でしたが、来場者の多さに驚きました。参加した高校生からは「金城が第一志望」「金城しか考えていない」という声を聞くことができ、とても嬉しかったです。「憧れの大学の先輩はやっぱり素敵だった」と思ってもらえるよう頑張らなければと、気が引き締まりました。ご家族で参加されている方も大勢いらして、幅広い世代の方に楽しんでいただけたと思っています。7月のオープンキャンパスでは緊張している高校生が多く、ブースに行こうかどうしようか、迷っている様子が多く伺えたので、8月のオープンキャンパスでは、こちらから積極的に声をかけて誘導しました。
お勧めは「キャンパスツアー」+「学科紹介」です。キャンパスの隅々まで知ることができるツアーで金城の全体像を把握した上で目指す学科に関する話を聞けば、理解が深まること間違いなしです。イチオシのイベントは、もちろん音楽芸術学科の学生によるミニコンサートです。音楽ホール リリーハーモニーで開催され、ピアノ、声楽、管楽器の演奏を聴くことができます。
高校生の時に参加した金城のオープンキャンパスでは、飲み物や筆記用具がもらえたり、食堂でランチが無料で食べられたりして、おもてなしの素晴らしさに感動しました。そして、多彩なイベントが開催されているキャンパスには、明るく楽しい雰囲気が満ち溢れ、そこで出会った先輩金城生はみんなキラキラしていました。入学してからも、美しい環境での充実した学びや楽しいランチ、おしゃべりを楽しむことができ、思い描いていた以上のキラキラしたキャンパスライフを過ごしています。そんな私たちの充実感がオープンキャンパスで高校生に伝われば嬉しいですね。
オープンキャンパスは金城を受験するかどうか決めていない方でも大丈夫。友人やご家族と一緒にお出かけください。楽しい時間をお過ごしいただけるのはもちろん、進路に関するヒントや手がかりがきっと見つかると思います。私たち学生スタッフも、皆様にお会いできることを楽しみにしています!
私が
オープンキャンパスを
レポートします!
キャンパスツアー
最新設備を備えた教室や、アニー・ランドルフ記念講堂、エラ・ヒューストン記念礼拝堂といった金城ならではの施設を、学生スタッフがご案内。案内の道中では参加者の質問に答えたり、ご希望の場所にちょっと寄り道したり。とても充実した時間を過ごしました。
金城プチ体験コーナー
学科の研究やクラブ・サークル活動など、金城の学生生活を「プチ体験」しました!参加した高校生は入学後のキャンパスライフを思い描き、目を輝かせていました。
学科紹介
目指す学科での学びや取得できる資格について、参加した高校生や保護者の方と、先輩金城生や学科の先生が真剣に話し込む様子が見られ、ひたむきさが伝わってきました。
体験教室
各学科の特色を生かして、様々な体験ができる「体験教室」を開催。ものづくりや、高性能人体モデルを使った薬物治療、同時通訳など、初めての体験を皆さん楽しんでいました。
来場してくれた
高校生に
聞いてみました
K高校
Nさん・Tさん
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Q.1
金城のオープンキャンパスへの参加は初めてですか?参加しようと思ったきっかけは?
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A.1
初めてです。金城のTVCMを見たことがきっかけで大学に興味を持ち、参加しました。
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Q.2
参加したプログラムやイベントは?
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A.2
金城プチ体験コーナーのアクセサリー作りとハープ体験です。
アクセサリー作りでは、国際情報学科のゼミが運営するアクセサリーブランド「DIAGIRL」の方たちと一緒にイヤリングを作りました。DIAGIRLは、カンボジアに行って、現地の方々と一緒にアクセサリーを製作し、その販売収益を現地の方々に還元するという活動をしているそうです。その活動を通した、現地の方々との交流に興味を持ちました。
ハープ体験では、ハープアンサンブル部の方たちにハープの弾き方を教えてもらいました。ハープには初めて触ったので、とても楽しい時間となりました。 -
Q.3
オープンキャンパスを通して、「金城っていいかも!」と、
あなたが魅力に感じた点を教えてください。 -
A.3
校舎がキレイで、施設が充実しているところです。また、在学生の方が優しいところにも魅力を感じました。
Q.4
最後に、金城のオープンキャンパスへの参加を迷っている高校生にアドバイスを!
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A.4
実際の大学生活を体験できるコーナーやイベントがたくさんあり、楽しい時間を過ごすことができます。迷っている方は、ぜひ一度参加してみてください!
10:00~15:00
おすすめプログラム
金城祭
年に一度の大学祭です。
普段の雰囲気とは違うキャンパスを楽しんでください。
相談・交流プログラム
■学科紹介 ■入試対策セミナー
■学生との交流コーナー
■入試相談 ■各種相談
■キャンパスツアー など
- Check!!
- 先輩金城生たちとじっくり話せる最後のチャンス!
掲載の内容は取材当時のものです。