金城祭のリーダーとして

ひとつの目標を
みんなで追いかけ
実現させる達成感!

生活環境学部 環境デザイン学科3年
河野知世さんが紹介!

生活環境学部 環境デザイン学科3年 河野知世さん生活環境学部 
環境デザイン学科 3年
河野知世さん

強く、優しく。
金城の
スローガンに一目惚れ

幼い頃、それまで住んでいたマンションから、新たに建てた家へと引っ越しました。新しい家が完成するまで建築中の現場を何度も訪れて、ずっと眺めていたことを憶えています。構造、外観、インテリア・・・、目に触れる全てが面白く、それからは自分で建てた家に住むことが、私の夢になりました。その夢を小中高と変わらず持ち続け、高校3年生になってからは、より大きな夢を追いかけるため一級建築士を視野に入れて進学先を探すようになりました。
ホームページやパンフレットで多くの大学の情報を収集する中で、目に留まったのが「強く、優しく。」という金城の教育スローガンでした。人に優しくすることは心がけていたものの、周りに流されることも多く、自分の軸や強さを意識してこなかった私にとって、「強く」と「優しく」の2つが同列に並んだこのスローガンはとても新鮮でした。金城について調べるうちに創立者であるアニー・ランドルフの思想や価値観に触れ、知れば知るほど、金城に入学して彼女のような強く優しく、一貫性のある女性になりたいと考えるようになりました。
その上、金城の環境デザイン学科は一級建築士を目指す私にとって、充実したカリキュラムや資格取得に関するサポート、就職率の高さが大きな魅力であり、進学しない理由が見つかりませんでした。
無事入学し、思い描く家をつくりたい一心で環境デザイン学科での学びがスタートしました。しかし、ある実習で私のエスキース(下絵、素案)を先生に見ていただいた際、「自己中心の設計」だと指摘を受け、自分の欠点に気付きました。それをきっかけに、「第三者の視点で考え、誰かの思いをかたちにするための家を設計したい」という考えに変化していきました。

生活環境学部 環境デザイン学科3年 河野知世さん

100人を超える大所帯を
まとめるやりがいと大変さ
それを体験したい

入学後はサークルに入って大学生活を楽しみたいと考えていた私でしたが、思うようなサークルが見つからず、どうしたものかと悩んでいました。中途半端な気持ちで入部しても続かないし、かといってどこにも入らず過ごす4年間は考えられない・・・。入部届の締め切りが迫る中、キャリア開発の授業内で、毎年恒例となっている金城祭実行委員会のプレゼンテーションが行われました。先輩の熱い語りからは、金城祭実行委員会のみんなで一つのものを作り上げていく一体感と充実感が得られる活動であることが、ひしひしと伝わってきました。そして、その感動を私も味わいたいという気持ちが湧き上がり、ここなら前向きに頑張れると考えて入部を即決しました。
金城祭実行委員会は役割ごとに6つの部局で構成されています。入部時に第1〜3希望まで書いて提出し、どの部局に配属されるかが決まります。私は幸運にも第1希望の本祭後夜祭部局に配属されました。この部局を希望したのは、本祭後夜祭は様々なことが経験でき、私が描いている大学祭の楽しさが凝縮されているものだと思ったからです。そして、サークル発表やアーティストライブの運営企画をはじめとして、後夜祭を盛り上げるために全力を尽くしました。
金城祭が終わると、次年度の金城祭への準備を始めるために、部局長という役割が新4年生から新3年生へバトンタッチされます。各部局1人ずつ選出されますが、本祭後夜祭部局だけ統括・本祭部局長・後夜祭部局長の3人を選出しなければなりません。しかし新3年生の人数が少なく、本祭部局長を新2年生から選出することになりました。その中で、先輩方から金城祭での努力を認めていただき、私が本祭部局長を担当する運びとなりました。
そうした経緯もあって、次第に委員長というポジションを意識するようになり、立候補することにしました。立候補した理由は、金城祭を先頭に立って盛り上げたいという気持ちはもちろんですが、100人を超える組織をまとめる大役を経験したいという思いも大きかったです。社会に出てからも、それだけの人数をまとめる立場になる機会は多くありませんので、その経験ができるなら絶対に立候補すべきだと考えました。また、私が1年生の時、後夜祭の準備で看板を設置していると、委員長が様子を見にきて励ましてくれたのもきっかけの一つです。たくさんの仕事があるにも関わらず、細やかな気配りができる委員長を見て、私もそうありたい、と思いました。
立候補したのは2人でしたが、もう1人の候補者も含めて部員全員が私に任せたいと言ってくれて、委員長に任命されました。
委員長になって改めて感じたのは、先輩方の偉大さでした。自身の仕事だけでなく全部局に目を配ることは相当大変だったはずですが、そういった素振りを見せることなく常に笑顔で、下級生のお手本といえる振る舞いだったのが印象的です。
そして、金城祭実行委員会全体と関わりを持つことができるのも委員長ならではです。部員一人ひとりとコミュニケーションを取り、みんなのことを深く知ることで互いの信頼度が増し、金城祭実行委員会の一員であるという意識が強くなります。100人を超える大所帯なので、部局や学年、学科の違いから、どうしても壁ができてしまいがちですが、これにより皆が同じ方向を向き、金城祭に対して一体感を持って取り組むことが出来ます。こうしたことが目に見えた時は、他には代え難い貴重な体験をしていると感じます。

生活環境学部 環境デザイン学科3年 河野知世さん

学生同士のつながりが
大学生活を充実したものに
してくれる

委員長として意識していることは、やはりコミュニケーションの大切さです。それは、常に相手の立場に立って考えること。同じ内容でも伝え方で印象は大きく変わります。やってほしいことや思ったことをそのまま伝えるのではなく、やってもらうという意識や感謝を持って丁寧に伝えることが大切です。受け取る側が気持ち良いのは間違いなく後者ですから。これは金城祭実行委員会を通して学んだことですが、私生活においても心がけるようにしています。
その一例として、最近こんな出来事がありました。本祭後夜祭部局でイベントの司会を担当する1年生が練習を欠席しがちで、本番までに間に合うかどうか、心配になった部局長から相談を受けたのです。彼女は厳しく言おうとしていたのですが、私は「司会を引き受けてくれたことに感謝しつつ、前向きに取り組めるよう伝えたほうが良い」と提案しました。一方的にやってくださいではなく、やる気を出させるためにはどうすれば良いかを、相手の気持ちになって考えること。それが、こうした場合のコミュニケーションの秘訣だと思っています。
このように、部員から意見を求められたり、悩みを相談されたりすることはよくあります。その時はすぐ答えを出さず一回受け止めてしっかり咀嚼し、「こうすべき」ではなく「こうしたほうが良いのでは」と提案をします。そしてコミュニケーションを取った上で、相手が納得できる答えを導き出します。こうした様々な経験は、私自身のリーダー像確立に大いに役立っていると思っています。
今年度の金城祭は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行に伴い、入場予約制が廃止となり模擬店出店も再開しました。コロナ禍前のようにたくさんの方々に来場していただき、多彩なイベントで大いに盛り上がりました。特に後夜祭は人気バンドによるコンサート、2日目はサークル発表や学生のパフォーマンスによる特技披露が開催され、充実した2日間となりました。
高校の文化祭と違って、大学祭は学生が主体となって企画や運営などを考えます。責任感や緊張感によるプレッシャーはありますが、それ以上にやりがいと達成感が得られます。充実した表情で活動する実行委員の様子を見た方々には、その素晴らしさがきっと伝わったと思います。入学後は1人でも多く金城祭実行委員会へ入部してもらえると嬉しいです。
大学生活の魅力の一つに、交友関係の広がりがあります。大学には個性豊かな学生がたくさんいるので、多くの学生と積極的に交わることが自身の成長に繋がり、視野を広げることができます。そして、広がった交友関係や人脈は、大学生活を豊かにし、新たな知識や経験をもたらしてくれます。高校まではクラス分けで1年間一緒に過ごすことから自然にできていた友人も、大学では大きな教室で大人数の授業になることが多いので、交友関係を築くのは自分自身です。人見知りの方も勇気を出して一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。大学生活の喜びを共有できる輪が広がるかもしれません。

第65回金城祭

金城祭の様子を
レポートします!

第61回金城祭 当日の130周年記念大学祭の様子をレポートします

クラブ・サークルのパフォーマンス クラブ・
サークルの
パフォーマンス

幅広いジャンルのクラブ・サークルの学生が日ごろの練習の成果を披露。お客様と一体となって会場は大いに賑わいました。

サークル・クラブのパフォーマンス

金城祭は、とにかく元気で明るい!こんな賑やかな大学祭は他にはない!と思えるほど。

  • 模擬店
    ▲金城生たちが工夫を凝らした模擬店は、コロナ禍前のように賑わっていました!
  • クラブ・サークルイベント
    ▲様々なクラブやサークルが、個性的なイベントを開催していました!
  • ステージイベント
    ▲多彩なパフォーマンスが繰り広げられたステージイベントも大いに盛り上がりました!

202310/21(土)

オープンキャンパス
当日の様子を
レポートします!

オープンキャンパスの様子 	来場者でにぎわう風景

進学アドバイザーによる
入試対策セミナー
「入試直前の勉強法」
入試対策セミナー

入試直前の追い込み時期は、焦りもあり空回りしてしまいがちですよね。セミナーでは河合塾の進学アドバイザーが、効果的な学習方法やモチベーション維持の方法など、受験生や保護者の気持ちに寄り添った講演をしてくださいました。

入試対策セミナー

いよいよ入試に向けて本格的に準備を進めていく時期ですね。

  • 学科紹介
    ▲学科紹介の教室では、参加した高校生が、先生のお話に真剣に耳を傾ける姿が印象的でした。
  • ミニ体験教室
    ▲ミニ体験教室では、各学科の特色ある学びを体験していただきました。楽しくてためになる体験で大好評でした!
  • 相談コーナー
    ▲相談コーナーでは、入試や留学、就職などを専門スタッフが親身になってアドバイス。みんな様々な質問を投げかけていました。

今年のオープンキャンパスは
今回で最後となりますが、
残念ながら参加できなかった方も
来年はぜひお越しください。
お待ちしております!

今後の開催イベントの予定

12/9(土)10:00~14:30 河合塾トップ講師による「入試直前対策講座」

掲載の内容は取材当時のものです。