KGP

Interview世界を広げる!
先輩インタビュー

世界で「幸せ」の連鎖を増やす。
求めていたチャレンジの
舞台に出会えた。

国際情報学科 グローバルスタディーズコース
4年 
見原 愛子 さん

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Global Studies

Students Interview

「ここでなら国際協力を実践できる!」 そう思えたんです。

Q.国際情報学科 グローバルスタディーズコースを選んだ理由を教えてください。

A.高校時代に母の故郷であるフィリピンを訪れた際、日本で暮らしている自分の生活とのギャップに衝撃を受けたものの、何も行動することができずにもどかしさを感じていました。そんな私に行動を起こすきっかけを与えてくれたのが、大学案内や受験生サイトで見つけた佐藤奈穂ゼミの存在。アクセサリーブランド「DIAGIRL」の運営を通じて、カンボジアと日本の女性が互いに成長することを目指す活動内容に共感し、「ここでなら国際協力を実践できる!」と入学を決めました。

アジアの貧困問題をはじめ、 興味に応えてくれる授業がたくさん。

Q.学科やコースでの学びの魅力を教えてください。

A.グローバル系の学問とメディア系の学問、幅広い分野を専門的に学び、視野を広げ、興味を深められる点が魅力です。中でも興味深く学んだのは、グローバルスタディーズコース専門科目の「アジア経済論」や「アジアの社会と文化」。アジアを中心に家族構成や暮らしから見た貧困について詳しく学ぶことができました。
1年次に行われた海外研修プログラム「KIT」では、カナダ語学研修に参加。コロナ禍ということもあって、オンラインでの実施ではありましたが、通訳もなく全て英語で行われる授業は、コミュニケーション力アップに役立ちました。カナダ人と日本人の考え方や文化の違いについて講義を受けたほか、カナダの語学学校の学生に向けて日本文化についてのプレゼンテーションも行いました。先生がゲームのように授業を実施してくださったので、楽しみながら参加できたのも良かったと思います。また、現地の家庭とZoomをつないでバーチャルカナダツアーを行ったことで興味が広がり、実際に行きたくなりました。

Q.海外キャリアトレーニングではどのようなスキルを磨くことができましたか?

A.カリフォルニア州立大学と連携した海外キャリアトレーニングをオンラインで受講しました。授業では、カリフォルニア州立大学の先生と、ジェンダーや環境問題などをテーマにディスカッションを実施。会話のスピードが速く苦労しましたが、単語の意味や質問したい事項を予習することで理解が進み、積極的に発言もできるように。
企業から与えられた課題に、現地の学生と取り組み、協力してビジネスプレゼンテーションを行ったことも良い経験になりました。これまで学んできたプレゼンテーションの構成や話し方とスタイルが異なっていたのも新鮮でしたし、英語を読みながら話すのではなく自分の言葉で伝える力が身についたように感じています。

To Challenge

カンボジアの女性達から、 多くの大切なことを学びました。

Q.ゼミでの活動で印象に残っていることを教えてください。

A.佐藤奈穂ゼミでは、「幸せ」の連鎖を増やすことを目標に、カンボジアの女性と共同製作したアクセサリーを日本で販売し、その収益を現地の女性達に還元する活動を行っています。私は3年次にゼミ長を務め、夏休みに9人のメンバーとカンボジアに渡航。現地の女性15人とピアス、イヤリング、マスクチェーンの製作に取り組みました。事前に日本でデザインのコンセプトを決め、試作を行った上で、現地の女性に作り方をレクチャーするのですが、英語が通じないため、会話は身ぶり手ぶりのジェスチャーがメイン。一緒に作業をしたり、お子さんのお世話をしたりする中で、少しずつ互いの思いが通じるようになったのが嬉しかったですね。多くの時間を共有する中で、彼女達がなぜ今よりもお金が必要なのかを知り、カンボジアの家族や人を大切にする風習を肌で感じることができました。また、自分自身の生き方に対する気付きを得られたことも、大きな収穫です。

この学科で培ったのは人間力。 誰かの笑顔や挑戦のきっかけをつくりたい。

Q.将来はどのように活躍していきたいですか?

A.将来の目標は、誰かの笑顔や挑戦のきっかけをつくることです。これは、ゼミでカンボジアに渡航し現地の女性と活動をする過程で、彼女達の生活が豊かになっていくのを実際に感じ、やりがいを得たからです。このときの気持ちが行動を起こす上での原動力になっていると気付き、「仕事」を通じて誰かの生活を豊かにしたり、人生の夢を叶えるお手伝いをしたりしたいと、人材業界へ進むことを決めました。営業職に就き、この学科で磨いた人間力を生かして多くの人達と信頼関係を築いていきたいと思います。

※学年およびインタビュー内容は取材当時のものです

国際情報学部 国際情報学科
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