経験を生かして次は自分が国際交流のお手伝い
外国人しかいない環境に飛び込んで、言語学習はもとより異国の人々との生活の中で、異文化に触れることが長期留学だと考えていました。授業では、最初は先生の話すスピードがとても早く、理解できる言葉はわずか。授業形態も日本とは違います。生徒が意見をたくさん出し、ディスカッションの機会もたくさんありました。発言するにはトピックを深く理解する力と勇気が必要。最初は何も分かりませんでしたが、最後には発言できるまでになりました。
留学では異文化を体験する喜びや、英語でコミュニケーションを取る面白さ、自分の意見を述べる力が学べます。これらを得ることができたのは、たくさんの人のおかげ。今度は私がその立場を担いたいと思い、金城の「国際交流サポーターズ・KING」の活動メンバーとして留学生を助けたり、市の国際交流の活動にも積極的に参加しています。
英語や文化を心置きなく学べるのは、学生生活の間だけ。常に楽しむこと、全力で取り組むことを忘れずに頑張ってほしいと思います。
文学部 英語英米文化学科 3年 山本 千浪 さん 愛知県 東海南高等学校出身
Profile
小学5年生の時に市の国際交流の一環として、オーストラリアの女の子を自宅に招くという経験しました。初めは、下手な英語を使ってコミュニケーションをとることが恥ずかしく抵抗していました。そんな自分を変えたくて、翌年にオーストラリアへの派遣を決断したのですが、あいにく感染症の流行で派遣は白紙に・・・。とても残念で悔しい思いをしたので、いつか絶対に長期の留学をするぞ、と思っていました。
紹介します!私の宝物
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- 私の20歳の誕生日に金城生とルームメイトがお祝いしてくれました!心のこもったメッセージカードやプレゼントされ、アメリカで20歳を迎えられたこと、そしてこのメンバーが祝ってくれたたことは一生忘れません。
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- みんなでお泊りバイブルキャンプ!庭にシートを敷いて鳥の鳴き声を聞きながら、バイブル(聖書)を勉強するのは初めての体験でした。私はクリスチャンではありませんが、バイブルを通してみんなと深く意見を交わし、友情を深めました。
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- CSF(クリスチャンの団体)でファームトリップ(農業体験)をしました。地元の方のご自宅にホームステイしたりディナーをいただいたり。自然豊かで、広大なアメリカの土地に触れることができ、とても良い経験ができました。
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- ホストキッズとお別れした日の一枚。最初はまったく懐いてくれませんでしたが、最後には頬ずりしてくれるほど仲良くなりました。