本学生活環境学部の白井禎朗助教と、福岡女子大学、浜松医科大学、トヨタ自動車株式会社の共同研究チームは、カフェテリア方式の従業員食堂に機能性食品(大豆製品、大麦ごはん、高カテキン緑茶)を導入し、心血管代謝値の変化との関連を検討しました。その結果、大豆製品の摂取が1 回増えると、LDL-コレステロールは0.16mg/dL 低下すること、大麦ごはんの摂取が1 回増えると、収縮期血圧は0.11mmHg 低下、ヘモグロビンA1c は0.003%低下する傾向が明らかになりました。
本研究の結果より、従業員食堂への機能性食品の導入という食環境改善が、労働者の健康の維持増進に役立つことが期待されます。この研究成果は、英国王立化学会誌「Food & Function」に、2022年1月31日(月)に公表されました。
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