2022年3月2日(水)に株式会社魚国総本社と生活環境学部 食環境栄養学科3年生が、スマートミールのメニュー開発交流会を行いました。株式会社魚国総本社と「みらいの管理栄養士」である食環境栄養学科の学生たちがコラボレーションしたメニュー開発は、2017年から行っています。

このメニュー開発の活動は、健康な食事・食環境の認証制度「スマートミール」の条件で、学生個人が考案したメニューを、魚国総本社の管理栄養士・栄養士たちがプロの目で評価・改善し、学生との意見交換を通じてさらにブラッシュアップした後に、株式会社魚国総本社が事業展開している事業所給食で献立として2022年の4~5月に販売するものです。

今回の交流会は、まん延防止等重点措置が適用されているためWEBで行い、9名の学生が考案した9種類のメニューを魚国総本社の12名(管理栄養士・栄養士10名と業務統括室等の管理者2名)が評価・示唆をし、3年生5名と実際の提供に向けて意見を交換しました。

WEB交流会に参加した田中沙知さん、能登郁実さん、濱田成来さん、東村彩加さん、安井彩乃さんは、「さまざまな事業者で勤務する栄養士の方が、9種のメニューすべてに対して、実際の作業工程などを踏まえた具体的な改善案やアドバイスをくださいました。価格抑制の工夫や、冷凍カット野菜と生の野菜を使い分けなど、大学で学んだ給食経営管理を具体的に掘り下げることができました」と話してくれました。

金城学院大学では、産学連携の活動を通じて、大学での学びを自ら深めるちからをもった管理栄養士を養成しています。