4月中旬は夏のような日々で、薬用植物園の植物の育ちも例年より1週間くらい早めのような気がします。
そのような中ですが、ホオノキの花が咲きました。実は、この木、2016年に薬用植物園が拡張されたときに植えられた木なのですが、苗木から6年、初めて花が咲きました。
ホオノキのこの大きな葉っぱは朴葉味噌を包んでいる葉っぱとして、飛騨地方を旅するとたびたび目にするものですが、薬になるのは樹皮の部分。精油成分を含み、その香りの成分が精神安定に効果があるされています。不安や緊張、気分の落ち込みを和らげる漢方薬に配合されています。