2022年5月17日(火)、小田奈緒美准教授・古寺浩教授が束ねる生活マネジメント学科社会貢献プロジェクトチーム内のキッズタウン実行委員会メンバー10名(3年生:秋田悠衣さん、嶋田愛子さん、庄涼花さん、曽山杏里さん、中尾瑠那さん、中澤朋花さん、武藤瑞季さん、山口菜月さん、渡邉菜央さん、1年生:服部藍さん)がキッズタウンKinjo 2022「第1回子ども会議」を千種区にある学童保育にて開催しました。
キッズタウンは、子どもたちだけ(今回は小学生42名)が仮想のまちの市民となり、働いたり、稼いだお金(仮想通貨)で買い物をしたりしながら、職業体験や市民体験をすることができる教育プログラムイベントです。ドイツのミュンヘン市で1979年から開催されている「ミニ・ミュンヘン」をもとに、近年、日本でも各地で開催されています。
第1回子ども会議では、8月5日(金)に開催されるキッズタウン Kinjo 2022のメインイベントに向けて、子どもたちにキッズタウンへの参加方法やルール、税の仕組み、選挙の仕組みなどについて学んでもらい、また、立候補者の演説を参考に、千種区選挙管理委員会の協力を得て本物の投票箱を用いて投票をし、市長選挙をして市長や議員を選出してもらいました。その後、キッズタウンで作成し、お店で販売する商品(おもちゃ)を選ぶ投票をしてもらいました。商品はペットボトル、ペットボトルキャップ、牛乳パック、菓子箱、トイレットペーパーの芯などの廃材を用いたもので、11種類のデモンストレーションを見て、そのうち気に入った5つを選んで投票してもらいました。結果は第1回子ども会議で発表することになっています。
学生のみなさんは、企画から準備にたくさんの時間と知恵を使い、16回に及ぶ実行委員会と2回のリハーサルを経て、開催当日は、子どもたちの安全と健康を考えながら、気力・体力ともに使い果たしてかなり疲れたことと思いますが、やはり何よりのご褒美は、「子どもたちのたくさんの笑顔」でした。