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比較グライコーム研究会は、生物全般の糖鎖と糖鎖認識分子の研究を行いつつ、生物の進化を考える研究者の会です。2000年「線虫糖鎖研究会」として発足し、のちに現在の名に変わり、研究者、関連企業者、大学院生、学生へむけて研究会を毎年催しています。第24回を迎える今回の研究会は、Part 1で比較グライコームを、Part2で脳のグライコームをテーマに下記要領で開催します。今回初めて外国からの講演者を現地、あるいはオンライン講演で迎え国際色を出すことにしました。Part 1では東海機構糖鎖生命コア研究所のYann Gueraldel博士、Part 2ではグライコーム研究で注目すべき成果を上げているHyun Joo An博士(韓国)とThomas S. Klarić博士(クロアチア)をゲストにお招きします。本研究会はハイブリッド形式で実施予定です。多くのみなさまが緑豊かな金城学院大学のキャンパスにお集まりになり、活発な議論が交わされる中で、新たなインスピレーションやコラボレーションが生まれることを期待しています。

 

開催日時・開催形式・開催場所

日時 2022 年 9 月 3 日(土)14:00~17:00                                    
開催方法 ハイブリッド形式  
場所 金城学院大学 E1棟104(大講義室)、オンライン  

参加方法・申し込み

参加費 無料
申し込み方法 本研究会参加のためには、事前登録が必要です。
参加を希望される方は、このフォームへ記入し、送ってください。
申し込み締切 2022 年 8 月 27 日(土)

※オンライン参加の方には、8月末をめどに接続先をご案内します。
※お預かりしました個人情報は本研究会に関わる目的のみに使用し、他の目的への使用、 第三者への提供は致しません。

シンポジウムプログラム

14:00 - 15:30

Part 1 Comparative glycomics

1)ガレクチンとガラクトースの起源
  名古屋大学 平林 淳氏

2)精密な解析により発見された幾つかの新奇な糖鎖構造について
  岐阜大学 半澤 健氏

3)血清および脳脊髄液に発見した新たな低分子量の血液型特異的糖鎖
  北海道大学 花松久寿氏

4)二枚貝にみるR-型レクチンの多様性とブリコラージュ
  長崎国際大学 藤井佑樹氏

5)Specificity of noroviruses and nodaviruses toward glycan expressed in invertebrates -
    impact on Human pandemics and food chain
   Dr. Yan Guerardel, Université de Lille

 
15:30 - 15:40 休憩
15:40 - 17:00 Part 2 Brain-focused glycomics

1)Systems glycomics of adult zebrafish identifies organ-specific sialylation and glycosylation patterns
  - Glycan Structural Features of Zebrafish Brain Revealed by Comparative Glycomics -
  Dr. Nao Yamakawa, Université de Lille

2)Spatial and temporal diversity of glycome expression in mammalian brain
  Dr. Hyun Joo An, Chungnam National University

3)The dynamic brain N-glycome
  Dr. Thomas S. Klarić, Genos Glycoscience Research Laboratory
 

世話人:
東海国立大学機構 名古屋大学・糖鎖生命コア研究所(iGCORE)平林 淳
金城学院大学大学院薬学研究科 篠原康郎

連絡先:
第 24 回比較グライコーム研究会事務局(24_cg@kinjo-u.ac.jp)
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