2022年7月21日(木)、現代社会問題の授業において、ソーシャルウーマンプロジェクト「生理の貧困解消と理解の促進プロジェクト」の5名が、「生理について語り合うワークショップ」を実施しました。
このワークショップは、コミュニティ福祉学科の授業「ソーシャルウーマンプロジェクトD」の一環で、学生によって企画された「生理の貧困解消と理解の促進プロジェクト」の取り組みとして、実施されたものです。
当日は、株式会社スギ薬局、ゼリア新薬工業株式会社の方々にもご協力いただき、PMS(月経前症候群)について、ゼリア新薬工業株式会社が制作した動画の視聴やプロジェクト学生らによるミニ講義、そして、PMSについて参加者同士で語り合うグループディスカッションを行いました。
最後に、各社よりコメントをいただきました。特に、「かつて、公衆トイレにはトイレットペーパーは常設されておらず、ポケットティッシュを自販機で購入しなければならなかった。現代は、トイレットペーパーが当たり前に設置されているが、同じように生理用ナプキンが常設される社会を一緒に目指していきたい」という言葉が印象的でした。
参加者からは、
- 普段は友達同士でも生理の悩みについて話すことが恥ずかしくて話しにくかったり、1人で悩んでいることがありましたが、今回のワークショップを通して自分の悩みを話すことができたり他の人の生理事情について知ることができ少し気持ちが楽になりました。
- 今回のディスカッションで自分の悩みを共感してもらえて楽になりました。
- 生理前のイライラやお腹が張るなどは全てPMSが起こしていると知り驚いた。
- 生理を男の人に共有するのは恥ずかしいと思っていましたがこれを機に、ぜひたくさんの人に知ってほしいと思いました。
- 性別に関係なく、全ての人が生理に関する知識が同じくらい持てるようになったらいいなと思いました。
と言った感想などが寄せられました。
なお、本プロジェクトでは後期、学外の男子学生らも交えたワークショップなども企画していく予定です。
*本プロジェクトのInstagramアカウントはこちら @swpteamsn
*本プロジェクトに関連する記事はこちら
コミュニティ福祉学科学生の活動により生理用ナプキンを学内に再設置
「生理について語り合うワークショップ~生理あるあるぶっちゃけトーク~」の様子が株式会社スギ薬局の公式YouTubeチャンネルで公開