薬学部薬学科の6年生の山本律子さん、同5年生の黒宮琴音さん、髙村麗香さん(3名とも福石信之研究室)が取り組んだ研究「A rapid and sensitive determination of histamine in mast cells using a didansyl derivatization method」が、International Archives of Allergy and ImmunologyのOnline速報版(2022年7月掲載)に掲載されました。

本研究は、アレルギーの原因細胞である肥満細胞における、アレルギーの原因物質であるヒスタミンの定量を、従来の方法よりも簡便で精度良くしかも迅速に安価に測定できる方法を見いだした事を記した論文です。

この方法により、以前と比較して格段にヒスタミンの定量が行いやすくなり、アレルギーの研究推進にとても有用な方法として期待されます。

左から、黒宮琴音さん(5年生)、高村麗香さん(5年生)、淺井遥さん(卒業生、現在本学薬学部助教)、山本律子さん(6年生)、福石教授