2022年9月2日(金)、名古屋市守山消防署予防課へ、広告研究会が秋の火災予防運動のポスター案を提案しました。守山消防署とは5月から連携を進めており、6月13日(月)には、火災の実態や火災予防に関しての事前オリエンテーションをいただき、その後、広研の部員たちが名古屋市や全国の消防署の広報ポスターを収集・分析したり、自分たち世代の火災予防の意識などを話し合ってきました。
左から水野様 澤崎様 松木様
今回のポスター案のプレゼンはそうした流れをふまえて、自分たち世代に火災予防を身近なものとして訴求するもの、データに基づいて火災予防を訴求するものなど、4テーマ、10案のポスター案を提案したものです。 ご出席いただいたのは守山署予防課予防係長 消防司令 澤崎智洋様、消防司令補 主任 水野歩様、消防官 松木晴紀様。
提案を受けて澤崎予防係長様から「私には思いつかない斬新なアイデアを多くいただき、どれも目を引き、高い火災予防効果が得られると確信しました。また4テーマに分けて作成する手法もすばらしいと考えます。」、水野主任様から「大学生という立場からの素敵な作品ばかりで、びっくりしたと同時に感動しました。わかりやすく、シンプルにテーマをしぼった作品で、どれも本当に素晴らしいと思いました。」、松木様から「フレッシュで斬新なアイデアを多数提案していただき、大変感動しました。これらの素晴らしいアイデアを若い世代はもちろん、ぜひ多くの世代の方々に見ていただきたいです。」というあたたかいコメントをいただきました。
プレゼンした広告研究会会長の国際情報学部グローバルスタディーズ2年の戸﨑かのんさんは「火災原因などを調べていくうちに、普段の生活の中で意識すればもっと火災予防をすることができると感じたので、今回このようなテーマでご提案しました。お話しをいただいてからみんなで色々調べ、何回も案を持ち寄って企画を進めたので、消防署の澤崎予防係長はじめ皆様にしっかり聞いていただき、学生視点などを評価していただいたのがうれしかったです。」と感想を話しています。
また同じくプレゼンした人間科学部3年鳥居万椰さんは「火災は年中起きているにもかかわらず、他人事と捉えがちです。特に自分たち世代は、日々の生活で火災予防を意識する機会自体が少ないと思います。今回は、そんな自分たち世代にも火災予防のメッセージが伝わりやすいポスターをいくつか提案しました。ポスターを見た人に火災予防の意識を高めてもらえたらうれしいです。」と話しています。
ポスター案はこれから守山消防署内で検討され、11月9日(水)から実施される「秋の火災予防運動の広報ポスターとして守山区内の事業所、学区掲示板などで開示予定です。
広告研究会はこれからも広告、広報、イベント、講演会などを通じて地域・社会に貢献できるよう活動を続けてまいります。
参加した広告研究会 学生:
国際情報学部国際情報学科グローバル2年 戸﨑かのんさん
人間科学部現代子ども学科3年 鳥居万椰さん
国際情報学部国際情報学科1年 浜口雅子さん