10月1日(土)夜に半田運河で開催された半田市制85周年記念イベント「85祭(はっこうまつり)」において、国際情報学部遠藤潤一ゼミ、後藤昌人ゼミ共同チームが企画・制作したプロジェクションマッピングを上映しました。
国指定重要文化財である小栗家住宅の5面の障子を利用したプロジェクションマッピングで、小栗家住宅の歴史、イベントのテーマである「発酵」「発光」を取り入れた作品です。通常、プロジェクションマッピングは建物の外から行いますが、今回は建物の内側から障子に投影する方法で行っています。また、単に映像的な面白さだけでなく、建物の歴史をストーリーとしたその場ならではの作品となりました。当日は住宅や中のモッコウバラにも照明を当て、プロジェクションマッピングの世界を演出しました。
今回の作品のために8月初旬に小栗家住宅を訪問し、歴史や庭にある樹齢150年のモッコウバラの説明を受けてアイデアを出し合いました。夏休みの間にイラスト、音楽、アニメーションなど、それぞれの得意分野を活かして制作を進めました。9月下旬には現地でテスト投影を行い、位置や見え方を確認し細かな修正を行っています(この時のようすは中日新聞、ケーブルテレビCACに取材されました)。最終的に制作は当日の明け方3時まで続きました。
学生の頑張りもあり、当日の上映では用意したベンチに座りきれないほど多くの方に見て頂きました。上映後のアンケートでも、好評価を多く頂きました。
全体の様子
投影の様子
当日の打ち合わせ
テスト投影を行った学生たちと共同でプロジェクトを行った愛知工業大学小栗真弥先生(一番右)
参加学生:国際情報学部メディアスタディーズコース3年生
荒牧かれん、猪股美羽、小川琴香、小栗治子、
加藤琳、菅優姫奈、堀田若那、宮野咲来
開催概要:
「障子プロジェクションマッピング」
日時:10月1日(土) 18:00~20:00
場所:国指定重要文化財小栗家住宅
協力:愛知工業大学、金城学院大学
参考リンク:市制85周年記念「85祭(はっこうまつり)」in半田運河