食環境栄養学科3年生3名が、「日本事情D」の授業で、和食の理論と調理技術をデモストレーションしたのちに、留学生といっしょに調理実習を行い、和食特有のだしを使った煮物やみそ汁、白玉粉を用いた黒蜜白玉を調理しました。

調理実習指導をおこなったのは食環境栄養学科3年の千葉優萌子さん、北條萌衣さん、水野文菜さん。
3人は、この実習に向け何度も自分たちの計画や配布資料の見直し、当日の行動のシュミレーションをしたことで、管理栄養士に必要なPDCAの重要性を確認できました。COVID19の影響もあり、マスク姿で実習し、調理したメニューを食べるときには黙食することを伝えながらも、和食の特徴を後片付けをするときなどにも説明していました。また管理栄養士の卵として留学生たちの実習室入室から付き添い、エプロンや三角巾を身に着け、手洗いをするところから留学生に寄り添うことを心掛けました。管理栄養士に必要な力である相手の立場と理解度に応じた語り掛け、理解してもらうための行動や態度の必要性を体得できました。

金城学院大学の管理栄養士養成課程は、留学生との交流を通じてグローバルな視点をもった管理栄養士を養成しています。