宗教主事 松谷曄介 准教授は、2013年から2016年まで香港中文大学・崇基学院神学院で在外研究をしていましたが、その香港において2020年6月に「香港国家安全維持法」が施行されました。それとの関連テーマでの投稿記事が 2021年4月に中日新聞・東京新聞に掲載されましたが、2023年1月に続編の投稿記事が掲載されました。記事掲載に至る経緯について、松谷准教授より次のようにコメントを頂きました。

「コロナ関連のニュースや「ロシア―ウクライナ戦争」が大きく報じられる中、香港に関するニュースが少し陰に隠れてしまい、あまり報道されなくなってしまいました。
少しでも香港への連帯を示し、関心を喚起するために、有志の牧師たちとオンラインでの祈りの集いを立ち上げ、定期的に実施してきたのですが、そこで語られた香港人の牧師・キリスト者たちの報告や日本人牧師たちの説教・祈禱文を集めた『夜明けを共に待ちながら―香港への祈り』(教文館)を昨年出版いたしました。これは2021年には『香港の民主化運動と信教の自由』(教文館)の姉妹編ともいえる書物となっています。
これらの書籍を読まれた新聞記者の方から、関連テーマでの寄稿依頼があり、2023年1月10日と17日の「中日新聞」/「東京新聞」に拙稿が掲載されました。」

 

「中日新聞/東京新聞」 2023 年 1 月 10日、17 日 朝刊