2月13日~16日に、オセアニア島嶼部と沖縄の文化・社会について理解を深めることを目的とする海洋文化研修を実施しました。
研修参加学生は当該地域の文化・社会についての基礎と調査方法を学んだ後、研修前半は海洋博公園内の海洋文化館において、オセアニア島嶼部の人々の移動の歴史と定住した島ごとの文化・社会について学び、「食」、「住」、「漁撈」、「装い」、「信仰」、「音楽」の調査項目に基づいて調べました。
さらに美ら海水族館では、南太平洋に生息し食用として捕獲される魚介類を観察し、オセアニア島嶼部の自然環境も含めた海洋文化について学習しました。公園内のおきなわ郷土村、近隣にある備瀬フクギ並木では沖縄の家屋や集落を見学し、沖縄の文化についても学習しました。
後半は、久米島において、ニブチの森を地元ガイドさんの解説を聞きながら散策し、沖縄古武道の師範から沖縄空手の精神と実践的な動きについて指導を受けました。また、民泊を体験し、受け入れ先の家庭で料理作り、お家の方から話を聞くことによって沖縄の離島の生活や文化について学びました。