日本語教育の諸問題では、さまざまな日本語教育の現場について紹介しています。
その一環として、現場での経験が豊富な先生方にご登壇いただき、リアルな日本語教師のお話を伺っています。
5月11日には、跡見学園女子大学の斎藤敬太先生に遠隔でご登壇頂きました!斎藤先生のご専門は社会言語学ですが、複数の日本語学校、それから、大学でも教鞭を執られています。日本語教師の主な活躍の場として、日本語学校と大学がありますが、それぞれの違い、学生の様子などをお話くださいました。また、日本語教師としてのキャリアをどのように構築してきたかもお話くださり、学生にとっても日本語教師の仕事が身近に感じられたのではないかと思います。
学生からはスマートフォンを使用して積極的に質問をしました。日本語教師としてのやりがいや大変さに関する質問だけでなく、言語習得に関する質問や文化に関する質問など、多岐にわたる質問がなされました。斎藤先生には、学生の質問に真摯に答えて頂き、有益な学びになりました。
『日本語教育の諸問題』では、各分野で活躍する様々な先生方にお越し頂いています。6月には、国際交流基金で働く先生、7月には子どもや生活者の日本語教育に関わる先生や介護分野で活躍する先生にご登壇頂く予定です。