2023年5月26~28日に神戸国際会議場・神戸商工会議所会館で行われました全国規模の学会の第16回日本緩和医療薬学会年会(https://convention.jtbcom.co.jp/16jpps/)にて,本学薬学部の安東嗣修 教授が優秀口頭発表賞を受賞しました。
【演題名】
パクリタキセル誘発機械的アロディニアに対する外用芍薬甘草湯及びぺオニフロリンゲルの効果
抗がん薬の副作用である末梢神経障害性疼痛のコントロールは非常に難しく有用な予防薬や治療薬がないのが現状です。その中で,漢方薬が近年注目されています。しかし,患者さんによってはその味が苦手な場合や嚥下が困難な場合があります。本研究は,漢方薬やその主要成分の新たな投与法として外用剤を考案し,抗がん薬パクリタキセル誘発末梢神経性疼痛に対して,その有効性を動物実験により示したものです。