8月1日~8月4日まで、台湾致理科技大学応用日本語学科の津田先生と学生10名が外国語コミュニケーション学科を訪れました。
致理科技大学応用日本語学科とはオンライン、台湾で交流を続けてきましたが、今回は、金城学院大学での交流が実現しました。

*写真左…台湾致理科技大学応用日本語学科 津田先生  
 写真右…金城学院大学 浅井文学部長

8月2日、3日の午前は、日本語によるプロジェクトワークを行い、「学園祭で台湾についてのブースを出展する」という想定で、グループに分かれて学園祭の出し物について話し合いました。3日の発表では、各グループがパワーポイントを作成し、特色ある学園祭ブースを紹介しました。参加したのは、外国語コミュニケーション学科と日本語日本文化学科の学生です。
1日目は、グループワーク。自己紹介やアイスブレイクの後に、日本語でどのようなブースにするかを相談しました。一方のみでなく、お互いに、意見を出し合っていたのが印象的でした。
2日目は、ブースの紹介のプレゼンテーションの準備と発表を行いました。ICカードの紹介、台湾のスナック菓子、台湾の学園祭で人気の出し物など、日本の学園祭でも人気が出そうな発表が勢揃いでした。
致理科技大学の学生にとっては、日本語で話す機会になりました。また、本学の学生にとっては、外国で日本語を学んでいる学習者の方と、日本語で会話し、意思疎通をはかるというまたとない経験になったようです。普段、日本語教育を学んでいる学生は、日頃の学習成果を活かせたのではないかと思います。

8月2日、3日の午後は中国語での交流会を行いました。
2月の語学研修の参加者、8月の語学研修の参加予定者を中心に外国語コミュニケーション学科中国語専攻から23名の学生が集まり、中国語を積極的に使用しましょう、というルールで進めました。
1日目は、教員による中国語での講演を聞いた後、中国語で学内キャンパスツアーを行いました。中国語でのキャンパス紹介は、実践中国語の授業で行っているもので、今回は実践となりました。参加学生は事前にキャンパス内をどう案内するのか、どのような単語を使うのか、事前に準備をして臨みました。
2日目は致理科技大学の学生による台湾紹介でした。致理科技大学の学生は、1人2テーマでパワーポイントを作成して、中国語で台湾を紹介しました。台湾の言語、交通、グルメ、観光地、文化など様々なテーマがあり、語学研修参加予定の学生にとっては事前の予習となりました。

 8月4日は、熱田神宮へのショートトリップを行い、愛知県の有名観光地、熱田神宮を致理の学生さんに紹介しました。

4日という日程での訪問でしたが、外コミの学生にとって、初めての経験も多く、充実したものになったようです。お互いに刺激となったのではないでしょうか。