社会課題と企画で向き合う都築ゼミは、地域貢献・復興でも活躍する一流の広告クリエイターを招き、2~4年生を集めて学内で講義・座談会を行いました。その後、オバッタベッタキャンプ場(小幡緑地内)に場所を移してBBQを囲みながら学びと歓談のひとときを過ごしました。9月1・2日泊まりがけで広告の可能性に触れた2日間。参加する学生たちの目の真剣さに、講師・ゲストのみなさんも感心していました。
講師の日下慶太さん(元電通・日下社)は「クリエイティブで街と地域を変えていく」と題して、ユニークなポスターで地方の商店街を支援した事例を紹介、河西智彦さん(博報堂)は「岩手日報との取り組み」と題して12年間の活動を振り返り、経験に裏打ちされた知見を惜しみなく学生に授けてくれました。そのほかにも都竹玲子さん(東急エージェンシー)、井本善之さん(電通)、伊藤みゆきさん(電通)、柘植美咲さん(カメラマン)という広告の第一線で活躍する豪華メンバーが金城学院大学に集まり、学生と語り合う充実した時間を過ごすことができました。9月7日~9日に震災復興の現場を取材する東北ゼミ合宿を控えた都築ゼミ3年生には、予習も兼ねた有意義な学びの場となりました。
東京から参加した伊藤みゆきさんは「学生たちが本当にまぶしくて自分の学生時代との違いに軽く目眩がしました。みんなエネルギーの塊ですね。この環境が悔しいくらい羨ましいです」と語ってくれました。
「広告を学ぶなら金城学院大学」と言われる日が来るように、KCCは大学の公式行事化も視野に入れながら、来年以降の継続開催を目指します。