10月に入って、ぐっと冷える日も増えてきましたね。二十四節気では寒露で、やっと季節らしさが出てきたというところでしょうか。

植物の方もだいぶ秋の雰囲気が出てきました。写真はクコの花。杏仁豆腐の上によく載っているあの赤い果実の植物の花です。そして後ろの方に赤く写っているのはその果実。みずみずしくって甘くて美味しそうに見える果実です。ただ、実際にかぶりつくと、確かに果汁たっぷりの果実なのですが、味は渋くってちょっと酸味があって、期待とのギャップにがっかりしてしまうかも。小さな果実の中にはピーマンやトウガラシの種に似た薄い円盤状の種が5〜10個ほど。クコもピーマンなどもナス科の植物なので、種の形が似ているのも納得でしょうか。ところで、杏仁豆腐の上のクコの実に種があることはあまりないですが、あれは干す時に取り除いているのでしょうかね?