薬学部1年生が早期体験学習として医薬品や化学製品の研究開発・生産・流通の現場の見学に行きました。薬学部1年生が夏休み期間中、5つのグループに分かれて製薬会社・化粧品会社・化学会社の研究所・工場、医薬品卸会社の流通センターの見学に行き、医薬品や化学製品の研究開発・生産・流通を現場で学びました。

それぞれのグループが研究所、工場、流通センターで医薬品や化学製品がどのように創り出され、生産され、病院や薬局などに届けられているか、それぞれの企業がどのような仕組みで人々の健康・安全・安心を守ろうとしているか、現場を体感しながら学習しました。

後期の講義期間中には全員が病院と薬局で1日ずつ体験学習をします。病院11施設、薬局58施設の中から1人1施設ずつが割り当てられます。実際の医療現場で薬剤師の仕事を体験し、肌で感じて、学びます。体験学習終了後には発表会を実施し、企業あるいは医療機関ごとに異なる特色についてディスカッションして知識を深めます。

流通センターでの見学。普段から必要な医薬品を必要なところへ運ぶだけでなく、大きな災害時にこそ必要になる医薬品を確かに届けるための工夫の数々も見学しました。

化学製品の工場にて。原料の山の前です。