1月6日:小寒 寒の入り、これから節分まで、寒さが本格的な季節です。が、お正月から引き続きこの季節にしては暖かな穏やかなお天気の名古屋です。
彩りの少なくなった薬草園ですが、その中、真っ赤なナンテンの実が目立っています。この果実、ご存知の通り古来から百日咳や咳止めの民間療法に使われており、咳止めやノド飴に配合されているものです。 ナンテンは葉も殺菌作用があると言われており、赤飯やお弁当に添えられていることが多いのもそのためです。
真っ赤で美味しそうにも見えますが、アルカロイドに分類される成分が多く含まれているので、あまり強くはないものの毒性がある植物という分類になります。毒と薬は表裏一体なところがあるんですよね。