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そこで、看護学部ではICTを活用した教育環境に慣れ、習得していく新入生（二期生）の初期段階を支援することを目的に、第一期生によるICT教育におけるピアサポート体制を導入しました。「手取り足取りきめ細やかな対応をしたい」というピアサポーターの思いをモットーに、片手にパソコンを抱えたニワトリ風のピアサポートイメージキャラクター『テトリン』を学生が考案しました。ピアサポートの活動内容は2023年8月に行われた第33回日本看護学教育学会にて報告をしています。

2022年度に入学した看護学部一期生へのICT教育については、教員が集団および個別に対応しサポートを実施しました。学生の中には、ICTを活用した学習環境に馴染めず、入学直後から個別的なサポートを必要とする学生や、ICTを活用しながら独自の工夫をして学習に臨む学生がありました。

 さらに今回は、ピアサポート体制導入の経緯や構築・運用について、日総研から刊行されている【看護人材育成】＊1　に看護学部看護学科の鍋島純世講師の報告が掲載されました。ICT時代における看護基礎教育を担う大学という場からの先進的な取り組みであり、今後も随時発表していく予定です。

日頃からICT教育にご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。