人間科学部・多元心理学科の北折充隆教授が、企業内の縦の圧力と横の圧力について、社会心理学の知見に基づく講演を行いました。
講演では、組織内での2つの集団圧力が引き起こす問題について、実際に行われた実験を例に、縦の圧力(服従実験)と横の圧力(同調実験)について解説し、組織のあり方と方向性について説明を行いました。
企業様からは「組織の中に、縦にも横にも圧力があること、それにあらがうことの難しさが理解できた」「ルールを守るよりも、上司や周囲の圧力の方が勝ってしまう心理が納得できた」といったご意見をいただきました。
心理学の知識は、社会の様々な場面に活用する事が可能であり、新たな気づきを提供する学びとなるかも知れません。