国際情報学部国際情報学科グローバルスタディーズコースの齊藤由香教授が、TBSテレビの2024年7月21日に放送される「世界遺産 The World Heritage」の番組監修を行いました。
今回取り上げられるのは、2023年に登録されたばかりのスペイン・バレアレス諸島の世界文化遺産「メノルカ島・タラヨティック文化の遺跡群」。BC1600年頃から約1500年間続いたタラヨティック文化は、奄美大島ほどの小さな島に1500以上もの考古遺跡を残しました。集合埋葬施設・ナベタ(naveta)、巨石を積み上げて建造された監視塔・タラヨット(talaiot)、T字巨石・タウラ(taula)を囲む聖域など、人口増加や社会の階層化に伴い、時代ごとに特徴的な建造物が次々と築かれ、独自の巨石文明が花開きました。現在は地中海に囲まれた美しいリゾート地、あるいは“マヨネーズ発祥の地”として知られるメノルカ島ですが、神秘的な巨石文明の風景にもぜひ触れてみてください。
放送局 TBSテレビ
放送日 2024年7月21日(日) 18:00~18:30
番組名 世界遺産 The World Heritage 「メノルカ島・タラヨティック文化の遺跡群」
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(資料)La Agencia Menorca Talayótica-Consell Insular de Menorca