看護学部では、2023年度より、学生の臨地実習における学びを最大限にすることを目的に、施設の実習指導者様や教育担当者様と連携して、実習目的の達成に向けた取り組みを行っています。今回の実習指導者会議はその一環です。
今年度は、7 月 17 日(水)11:00~14:30の3時間30分、本学の大講義室で開催し、臨地実習施設からは64名の方にご参加頂きました。
会議では、先ず、本学の教育理念、看護学部看護学科のカリキュラムにおける臨地実習の位置づけ、臨地実習の目的及び目標などについて説明させて頂きました。次いで、講演会は、昨年度に引き続き、シミュレーション教育などの看護教育学でご高名な、愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センターの内藤知佐子先生を講師としてお招きし、「いまどきの学生・新人への教育のコツ ―困った場面での具体的な教育方法―」をテーマに講義を頂きました。
参加して頂いた指導者様からは、「今の若者の特徴や傾向から教育方法の示唆を得るのに役立ちました。」「思考発話、実践したいと思います。各世代の特長があり、なんでなんで!と怒るのではなく、特長に合わせた関わりをすることで成長を促すことができるのだと学びました。指導者側からのアプローチの仕方もすごく大切なのだと感じました。実習頑張ります!」「学校の理念や教育体制を知ることで、臨床の場での自己の役割を再認識できました。」など多くのご意見を頂き好評でした。
実習指導者会議は2025年度も開催予定です。臨地実習での学生の学びが最大限になるよう、有意義な会議を企画して参ります。ご参加下さいました実習施設の指導者様、ご講演を頂いた内藤知佐子先生、ありがとうございました。