看護学部の鍋島純世講師らが第34回日本看護学教育学会で示説発表した「活動報告:ICTを活用した看護学教育推進のためのピアサポート~活動内容の実際~」が最優秀演題賞を受賞しました。
【著者:鍋島純世講師、藏本直子准教授、田尻涼太助教、加藤亜妃子准教授、坪井秀介講師、柴田年広助手、上杉裕子教授、市川誠一教授】
学会では、ICTピアサポート「テトリン」を代表して、看護学部3年生の可児円花さん、名和優那さん、則竹志泉さん、三浦万奈さんも参加し、来場者からの質問に応えながら発表に臨みました。
看護学部ではデジタル教科書やクラウド型臨地実習支援システム等を導入しており、新入生がICTを活用した教育環境に慣れ、学習方法の習得を支援する目的としてICT教育におけるピアサポート体制を導入しています。今回は、新入生を対象に実施したピアサポート利用状況や希望するピアサポート内容を調査し、その結果を基にピアサポート活動の広報やICT教育支援の動画資料の追加、新入生オリエンテーションを実施したことについて報告しました。
今後は、ピアサポート活動をサポートしているICT教育委員会に加え、学生生活や広報を担当する委員会組織にも協力を呼びかけ、今年度実施したピアサポート活動を振り返り、より効果的なピアサポート活動の推進を図ることが期待されます。
※本活動の発表は金城学院大学父母会から2024年度学習成果公表等助成費の支援を受けて行いました。
《第34回日本看護学教育学会におけるその他のICT教育委員会発表演題》
①交流セッション:臨地実習におけるICT活用による学びの変革〜実習支援システムを活用した記録のデジタル化への取り組み〜、藏本直子准教授他
②口演:看護学生がICTを活用した学修に対する苦手意識を克服するターニングポイント、磯野洋一講師他
③示説:看護学実習におけるクラウド型実習支援システムの導入〜教員が感じたシステム活用の強みと課題〜、坪井秀介講師他