2024年度より、登録日本語教員の制度が始まりました。この制度の開始に伴い、経過措置期間終了後に、認定日本語教育機関で日本語教師として働くためには、国家資格が必要になります。

本学では、文学部日本語日本文化学科と外国語コミュニケーション学科の日本語教育プログラムを修了することにより、登録日本語教員の資格を得るために必要な「日本語教員試験」の一部(基礎試験)と教壇実習が免除になります。一方で、日本語教員試験の「応用試験」の合格が求められます。その試験対策として、夏季休暇期間に勉強会をオンラインで行いました。「日本語教員試験」は、今年度から始まる試験で、過去問題が存在せず、解説書もほとんど出版されていません。自分だけで勉強することのハードルは高く、このような勉強会を開催しました。勉強会には、日本語教育プログラムを履修している4年生が主に参加し、問題を解きながら、必要な知識を確認していきました。全ての学生が夏季休暇後も継続することを希望しており、11月17日の日本語教員試験までの間は、対面で勉強会を開催していきます。

金城学院大学の日本語日本文化学科と外国語コミュニケーション学科では、国家資格取得を全力で応援しています。夏季休暇期間中は、ECC日本語学院名古屋校のご協力により、日本語学校で学ぶ留学生との交流の機会を持ち、多くの学生が参加しました。

 9月21日(土)には、本学の日本語教育プログラムの科目を担当する教員が、大学コンソーシアムせとにて、「『日本語教師』ってどんな仕事?」と題して、お話をします。まだ、定員に余裕があるとのことですので、是非ご参加ください。
※参加申し込みの詳細は、こちらから