急に涼しくなり、薬用植物園は実りの秋を迎えています。
アケビも次々熟して実が開いて甘い果肉(?)を纏った種のかたまりが顔を覗かせ始めました。 アケビは春に花が咲きます。花には多くは6本の雌しべがついていて、うまく受粉した1〜数本分が果実になるので、1箇所に1〜2個くらい実がついているのが普通です。ところが今年は3個4個は当たり前の豊作。さらに8つ(花にも8本雌しべがあったということでしょう)身がついているのも登場しました。3年くらい前に7つというのがありましたが、記録更新です。
ところで、種のかたまりの部分をそのまま食べてもすごく甘くて美味しいですが、種を除いてうらごしして加熱すると、砂糖を加えなくても十分甘い美味しいジャムができるんですよ。実がたくさん必要になりますが・・。
(下の写真は6月ごろ、まだ実が小さかった頃のです)